iPhone15 Proに搭載されるコプロセッサはMRヘッドセット用「Bora」か?

iPhone15 Pro action AH_1200

iPhone15 Pro action AH_1200
 
iPhone15 Proシリーズには、バッテリー残量がない状態(バッテリー残量表示が0%の状態)でも動作する感圧式ボタンが、サイドボタン、音量ボタン、ミュートスイッチ用として採用されると噂されています。
 
これらのボタンは複数の機能に対応するとみられていますが、その制御には専用のコプロセッサが搭載される可能性があります。
 
Appleが世界開発者会議(WWDC23)で発表するとの噂がある複合現実(MR)ヘッドセットにも、Apple M2に加えBoraコプロセッサが搭載されるとみられています。

コプロセッサの搭載が噂される2つの製品

Apple Watchに搭載されているシステム・イン・パッケージ(SiP)であるS6〜S8は、iPhone11用A13 Bionicをベースに開発されています。
 
このように、Appleは既存のチップを上手く活用してそのデバイスに最適なものを開発していることから、iPhone15 Proシリーズに搭載されるコプロセッサも、MRヘッドセット用のBoraコプロセッサと関連性があるのかもしれません。

バッテリー残量がない状態での動作をサポートか

iPhone15 Proシリーズに搭載されるコプロセッサは、NFC、Bluetooth LE、超低消費電力、超広帯域無線(UWB)に対応するとみられており、バッテリー残量がない状態での感圧式ボタン操作の実行、「探す」、Apple Pay、HomeKitへの対応が実現されると、Notebookcheckは予想しています。
 
これらの機能はiOS17に実装されると思われますが、対応するのはコプロセッサを搭載するiPhone15 Proシリーズのみとなりそうです。
 
 
Source:MacRumors via Notebookcheck
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

特集

目次