App Storeの9月の売上高は5%減少とモルガン・スタンレーが発表

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投資銀行Morgan Stanleyのアナリスト、エリック・ウッドリング氏は現地時間10月1日、調査会社Sensor Towerのデータに基づいて、App Storeの9月の純売上高が5%減少したと報告しました。

App Storeの9月の純売上高は5%減少

ウッドリング氏は、売上高が減少した理由として、Appleの顧客がインフレなどの経済的懸念から、ソフトウェアなどのソフト製品への支出を減らしている可能性を挙げています。主にゲームの売上高は14%減少したとされ、全体で5%の減少は、Morgan Stanleyが2015年にデータの追跡を開始して以来、最大の減少率となりました。
 
さらに同氏は、「私達は最近のApp Storeの結果は、裁量所得が需要の滞っている分野に再配分されているため、世界の消費者が短期的にApp Storeの支出をやや重視しなくなったことを明らかにしたと考えています」と述べています。

サービス部門の売上高は増加傾向

AppleはApp Storeの売上高を個別に報告しておらず、サービス部門の一部として計上しています。同社は、Appleのデバイス上で行われたアプリの購入やアプリ内課金の15%〜30%を徴収しています。2022年第3四半期、サービス部門の売上高は196億ドル(約2兆8,000億円)で、前年同期の174億ドル(約2兆5,000億円)から増加しています。
 
同社は過去2年間と同様、2022年第4四半期(7月〜9月)の見通しについて明らかにしていません。しかし、Appleの最高財務責任者(CFO)を務めるルカ・マエストリ氏は、同四半期のサービス部門の成長率が、12%以上になることはないと述べています。
 
Morgan Stanleyは、同四半期において、Appleのサービス部門の総売上高が8%増加すると予想しています。Appleのサービスには、AppleCare、修理、Apple OneApple MusicApple TV+Apple Cardなどが含まれます。
 
 
Source:CNBC via AppleInsider
(m7000)

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