iOS16、macOS Venturaでメールに企業の公式ロゴを表示〜BIMIに準拠

    Apple メール アイコン

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    iOS16、iPadOS16、macOS Ventura以降のAppleのメールアプリにおいて、公式であることが確認された企業からのメールには、その企業のロゴが表示されることがわかりました。

    AppleメールがBIMIに準拠

    これはBrand Indicators for Message Identification(BIMI)という、認証済みのメールメッセージにブランドのロゴを添付するための規格に、Appleのメールが準拠することを意味します。
     
    GoogleはGmailにおいて、2020年にすでにBIMIに準拠しており、信頼性が保証された企業からのメールには、ブランドロゴが表示されるようになっています。

    企業側の対応が必要

    たとえばスパムメールでもロゴを本文内にコピーすることはできますが、受信トレイでメールの横にロゴを表示することはできません。
     
    この部分にロゴを表示するには、DMARCと呼ばれる一連の認証を受ける必要があるためです。
     
    ただし送信メールにブランドのロゴを追加するには、メールクライアントだけでなく、当然ながら企業側の対応が必須で、ユーザーである筆者がGmailを見る限り対応している企業はあまり多くないようです。
     
    しかしAppleメールがiOS16iPadOS16macOS VenturaからBIMIに準拠することにより、対応企業が増えるかも知れない(つまりスパムメールが見分けやすくなる)と、米メディアAppleInsiderは記しています。
     
    なおiOS16のメールアプリには、送信後10秒以内であれば、送信を取り消せる機能が追加されることも判明しています。

     
     
    Source:Charlie Fish/Twitter via AppleInsider
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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