Apple、3月8日に「第4の製品」を発表か、Bloombergの名物記者が予測

AppleEvent 「Peek performance.」

AppleEvent 「Peek performance.」
 
Appleが現地時間3月8日に開催する「Peek performance.」イベントでは、iPhone SE(第3世代)、iPad Air(第5世代)、少なくとも1モデルのMacの3つに加えて、「第4の製品」がお披露目される可能性がある、とBloombergのマーク・ガーマン記者が予測しています。

3月8日のイベント、発表がほぼ確実なのは3製品

Bloombergのマーク・ガーマン記者が、ニュースレター「Power On」で、Appleが現地時間3月8日(日本時間では3月9日午前3時)に開催するイベント「Peek performance.」で発表する製品についてまとめています。
 
発表がほぼ確実とみられているのは、以下の3製品です。
 

  1. iPhone SE(第3世代):5G対応、プロセッサ高速化、カメラが進化
  2. iPad Air(第5世代):5G対応、A15プロセッサを搭載、外観はiPad Air(第4世代)と同じ
  3. 少なくとも1モデルのAppleシリコン搭載Mac:Mac mini、13インチMacBook Pro、iMac

 
ガーマン氏は、Mac miniは「近々発売予定と聞いている」13インチMacBook ProとiMacは「今年の前半には発売される」と述べています。
 
同氏は2月にも、Mac miniは今春のうちに発売され、その後に4モデルのMacが投入されると述べていました。

第4の「ワイルドカード」をお披露目か?

ガーマン氏は、上記の3製品に加えて、第4の「ワイルドカード」となる製品の予告がある可能性について、情報を得ているそうです。
 
ガーマン氏は、可能性のある製品として、次世代ディスプレイiMac Pro小型のMac Proを挙げています。
 
Appleは次世代ディスプレイの開発を数カ月前に終えており、本来なら2021年のMacBook Proと同時に発売される予定だったと聞いている、とガーマン氏は伝えています。
 
今回のイベントタイトル「Peek performance.」は、「peek(チラリと見せる)」と「Peak(最高の)」のダブルミーニングであることから、高性能な次世代製品を予告する可能性がある、とガーマン氏は予測しています。

M2は8コアCPU、10コアGPU

ガーマン氏はデベロッパーから、Appleはこの数週間、M2チップを搭載する複数のMacを試験しているとの情報を得たと明かしています。
 
M2は、4つの高効率コアと4つの高性能コアを組み合わせた8コアのCPUで、10コアのGPUを搭載しているとのことです。
 
M2搭載の新型Macは、1〜2週間で公開予定のmacOS 12.3で動作する、とガーマン氏は述べています。
 
macOS 12.3は現在、開発者向けにベータ5、登録ユーザー向けにパブリックベータ5が提供されています
 
 
Source:Power On/Bloomberg
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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