【レビュー】ディーフのケブラー製iPhone13 Pro用ケース、究極の軽さと一体感

Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー

Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
Deff(ディーフ)のアラミド繊維(デュポンのケブラー)製ケース「DURO Special Edition」のiPhone13 Pro用をレビューします。カメラのレンズギリギリまでカバーし、デザイン改良により一体感は従来モデルよりもさらに向上しています。

ケブラー繊維製の特別仕様モデル

Deffの「DURO Special Edition」の軽量・高剛性のアラミド繊維(デュポンのケブラー)を使ったシリーズの特別仕様モデルで、精密加工によりカメラのレンズギリギリまでカバーするフィット感が特徴のケースです。
 
iPhone13 Pro用とiPhone13 Pro Max用モデルが2022年1月に発売されています
 
今回は、レビュー用にご提供いただいたiPhone13 Pro用の「DURO Special Edition」のサンプル品を、iPhone13 Pro(ゴールド)に装着しての使用感をレビューします。
 
Deff Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition for iPhone 13 Pro
 

「究極」と呼べる一体感。しっとりした手触りで滑りにくい

Deffの「DURO Special Edition」は、アラミド繊維製で薄型・軽量の「DURO」通常モデルから、さらに究極の一体感を目指した特別モデルと位置付けられています。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
薄さ0.65ミリ、重量11グラムと薄型軽量で、手に持つとその軽さに驚かされます。表面はマットブラックで、落ち着いた印象の質感です。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
iPhone13 Proに装着すると、薄さと軽さのために、ケースを付けていないかのような感覚になります。ケース表面に施されたエポキシ樹脂コーティングの効果で、手触りがしっとりして滑りにくく、持ちやすくなっています。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 

カメラレンズギリギリまでカバー

カメラ部分はレンズの突起ギリギリまでカバーされており、大型化したiPhone13 Proのカメラがスッキリと見えます。カメラレンズよりもケースが外側にあるので、机などに置いてもカメラレンズが直接当たりません。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
カメラ部分の内側は、iPhone12 Pro Max用の「DURO Special Edition」ではLiDARセンサーとLEDフラッシュ周囲に接着されていたゴム製のリングが廃止されています。
 
また、従来モデルと比べて、LiDARセンサーとLEDフラッシュの開口部が拡大しています。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
画面側の周囲は、ほぼ本体とジャストサイズで、高く盛り上がっているわけではありませんので、画面を下にして机などに置くときは、注意が必要です。
 
スクリーンギリギリまでカバーするDeffのガラスフィルム「ULTRA HARD GLASS」や「TOUGH GLASS」を装着すると、iPhoneとの一体感を高めながらスクリーンを保護できます。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 

スリット廃止で高まった一体感

iPhone13 ProとiPhone13 Pro Max用の「DURO Special Edition」は、通常モデルの「DURO」ケースや、従来の「DURO Special Edition」にあった四隅のスリットが廃止され、iPhoneとの一体感が高められています。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
下の写真は、左が通常モデルの「DURO」、右が「DURO Special Edition」です。スリットのない「DURO Special Edition」のほうが、スッキリと見えます。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
スリットの廃止によって一体感が高まったのと同時に、iPhoneの取り外しの難易度は若干アップしています。装着時はケースにiPhoneを滑り込ませて四隅をはめ込むだけと簡単ですが、取り外しは親指の腹でケースの下部の角を片方ずつ押し出し、Ligtningポートのあたりを持って、丁寧に外す必要があります。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
筆者が何度か試した印象では、カメラのある側からゆっくり押し出したほうが取り外しやすく感じました。
 
一度装着したケースを取り外す機会は少ないと思いますが、取り外す際には注意が必要です。

ワイヤレス充電にも対応、MagSafeの磁力には注意

「DURO Special Edition」はワイヤレス充電にも対応しており、MagSafe充電器での充電もできました。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 
ただし、ケースの装着によって磁力は低下してしまうので、MagSafeを使ってiPhoneを固定する用途には不向きです。
 
試してみたところ、MOFTのスタンド&ウォレットでiPhone13 Proを立てて使う用途などは磁力が弱まっていても問題なく使えますが、カーマウントなどへの固定に使うのは危険です。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone13 Pro レビュー
 

直販サイト、楽天、Amazonや量販店などで販売中

Deffの「DURO Special Edition」は、ディーフダイレクトストアディーフ楽天市場店Amazon.co.jpのほか、家電量販店などで販売されています。
 
ディーフダイレクトストアでの販売価格(税込)はiPhone13 Pro用が5,879円、iPhone13 Pro Max用が6,179円です。
 
なお「DURO Special Edition」はiPhone13、iPhone13 miniには非対応ですが、アラミド繊維製の通常モデル「DURO」はiPhone13、iPhone13 miniに対応しています。

余談:アラミド繊維の強さを実感したできごと

先日、「DURO Special Edition」ケースを装着したiPhone12 Pro Maxを持って歩いていた筆者は、不注意で転倒してしまいました。
 
とっさにiPhoneを持った右手が前に出て、iPhoneの角の部分がコンクリートの地面にこすれました。
 
筆者の体重を支えてくれた「DURO Special Edition」ケースは、コンクリートとの摩擦で表面の樹脂コーティングが剥がれてアラミド繊維が露出しましたが、ケースに割れなどの大きな破損はありませんでした。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone12 Pro Max用
 
傷がついた部分の内側には目立った損傷はなく、iPhone本体はまったくのノーダメージでした。防弾チョッキにも使用されるという、アラミド繊維の強さを実感できました。
 
Deff「DURO Special Edition」 iPhone12 Pro Max用
 
 
参照:Deff 製品情報
(hato)

 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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