iPhone13シリーズ、Samsungの在庫不足でアメリカでの需要が高まる

    iPhone13の画像

    iPhone13の画像
     
    iPhone13シリーズの需要がアメリカで高まっているようです。
     
    原因はSamsungのスマートフォンが供給不足に陥っているためであり、昨年のiPhone12シリーズよりも需要が高いといいます。

    iPhone13シリーズの需要は昨年より高い

    この調査はWave7 Researchによりおこなわれました。
     
    Verizon、AT&T、T-Mobileの店舗担当者に端末ごとの売上げ割合を調査したところ、iPhone13シリーズの需要は昨年のiPhone12シリーズよりも高いと65%が回答しました。
     
    たとえば、AT&Tが2021年9月に販売した端末のうち、79%はAppleのiPhoneシリーズが占めており、iPhone13シリーズだけでも63%を占めるなど、どのキャリアでも高い需要を示しています。
     
    アメリカでの各スマートフォン端末の販売割合
     
    特にiPhone13 Pro Maxなどの大画面スマートフォンが人気であり、これはZoomなどを利用してビデオ会議をおこなうためだとのことです。
     

    供給不足でSamsungは低迷

    一方、Samsungの2021年9月から10月における販売割合は20%台と低迷しています。
     
    ある販売担当者が「モーゼが紅海を割ったとき以来」Galaxy S21シリーズを見たことがないと述べるなど、Samsung製端末の供給不足が原因のようです。
     
    ただ、調査した40人の担当者のうち25人がGalaxy S21 Ultraについて売れ筋トップ3に入っていると回答し、Galaxy Z Flip3についても40人中17人が売れ筋トップ3に入っていると回答するなど、決して人気がないわけではありません

    Pixel 6シリーズは来月以降に期待

    Googleが大々的にそのリリースをアピールしたPixel 6/6 Proを含む、Pixelシリーズの10月の販売割合は2%から3%と低いです。
     
    ただ、販売開始が10月28日と遅かったため、来月以降により正確な需要がわかるでしょう。

     
     
    Source: PhoneArena
    (ハウザー)
     
     

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次