中国でiPhone13シリーズが大人気~Appleのサイトがダウンする事態に

世界中で好調な売れ行きが報告されているiPhone13シリーズですが、中国では特に人気であったようです。
予約開始初日にサードパーティーから500万台が注文され、またAppleへの直接注文も多く、AppleのWebサイトへのアクセスが滞る事態に陥りました。
中国で初日に500万台が注文されたiPhone13シリーズ
中国国営メディアの推計によると、Appleからの注文を除くサードパーティーによるiPhone13シリーズの予約注文は、1日で500万件を超えたとされています。
中国の大手ECサイトであるJD.comだけで300万台以上の予約注文があったとのことです。
また、中国のAppleの公式サイトにも購入希望者が大量に押し掛けたことで、サイトへのアクセスが滞る事態となりました。
中国のSNSであるWeiboではハッシュタグ「#Apple’sWebsiteisDown」(AppleのWebサイトがダウンしている)がトレンド入りしており、これに関連した記事は4億6,000万回以上のビューを集めたとされています。
初回出荷分は土曜日に売り切れ
注文が殺到した結果、初回出荷分のiPhone13シリーズは予約開始翌日までに在庫切れとなり、そこからの注文分は10月の第2週の出荷になりました。
中国でも他国と同様、iPhone13シリーズは9月24日に発売されます。
あるアナリストは、競争力のある価格設定のおかげで、Appleの中国におけるiPhoneの出荷台数は、2021年第4四半期(10月~12月)に前年比58.3%増加すると予想しています。
これは、iPhone13シリーズが、これまで最も売れたiPhone12シリーズよりも安い価格設定になっているからだそうです。
JP MorganはiPhone13シリーズの登場を控え、中国で8月にiPhoneの買い控えが起きたと報告しています。
日本でもiPhone13シリーズは一部のモデルで完売になるなど、相変わらず人気が高いようです。