Appleのメガネ型デバイス、ティム・クックCEOの退任前に発売か

    Apple ティム・クックCEO

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    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、退任前に新たなカテゴリの製品を投入したいと考えているようです。以前から噂されている、メガネ型デバイスの可能性があります。

    数年以内の退任を示唆しているティム・クックCEO

    先日、就任10周年を迎えたティム・クックCEOは、2021年4月にジャーナリストのインタビューに応じ、もう10年間CEOを務めることはないだろう、と数年以内の退任を示唆する発言をしています。
     
    Bloombergのマーク・ガーマン記者は、「実現しない可能性もある」と前置きしながらも、クックCEOは自身の退任までに、主要製品カテゴリをもう1つ追加したいと考えているようだ、とニュースレター「PowerOn」に記しています。

    新製品の有力候補はメガネ型デバイス?

    ガーマン氏は、新カテゴリの製品について、以前から噂されている拡張現実(AR)や仮想現実(VR)対応のメガネ型デバイスの可能性が、自動車よりも高いだろう、とも述べています。
     
    ガーマン氏は、メガネ型デバイスは2020年代半ばの発売を目標に開発が進められており、クック氏の退任は2025年から2028年の間のどこかだろう、と推測しています。
     
    クック氏は2017年にAR技術について「スマートフォンのように偉大なアイディアだ」と、その将来性に期待する発言をして注目を集めました。
     
    なお、クック氏の就任後に投入された新カテゴリ製品であるApple Watchは、アクティブユーザー数が1億人を突破したとみられています。

    クック氏、自身は歳を取りすぎと認識

    若手が主流のシリコンバレーの企業経営者の中にあって、現在60歳のクック氏は、自分は歳を取りすぎていると認識している、とマーク・ガーマン氏は伝えています。
     
    昨年9月には、クック氏の後任としては、ジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)が最有力候補だろう、とBloombergは報じています。
     
     
    Source:Bloomberg via 9to5Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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