Apple Watchのアクティブユーザー数が1億人を突破~2021Q2も首位キープ
数あるスマートウォッチのなかでもApple Watchは依然として人気が高く、2021年第2四半期(4月~6月)もシェアランキング首位を維持しました。その結果、ついにApple Watchのアクティブユーザー数は全世界で1億人を突破したとのことです。
一方で、スマートウォッチ市場では100ドル以下の安価な製品の伸びが大きくなっています。
アクティブユーザー数が1億人を突破したApple Watch
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期のスマートウォッチ市場は前年同期比27%の成長を遂げました。
メーカー別では相変わらずApple Watchが強く、シェア28.0%で首位をキープしています。
機種別のランキングでも、Apple Watch Series 6が1位、Apple Watch Series SEが2位、Apple Watch Series 3が4位にランクインしており、圧倒的な強さです。
この結果、Apple Watchのアクティブユーザー数がこの四半期中に初めて1億人を超えました。
特にアメリカでApple Watchは強く、ユーザー数は市場全体の半分以上を占め、装着率は30%を超えているとのことです。
次世代製品であるApple Watch Series 7は2021年9月の発表が予想されています。
100ドル以下のセグメントが年間547%成長
Apple Watchの成功を見て、より多くのメーカーがこの市場に参入しています。
これらのメーカーは、高度なOSを搭載しないものの、フィットネスや健康関連の機能は同等で、スタイリッシュなデザインを持った、手頃な価格のスマートウォッチを販売しています。
また、新型コロナウイルスによる健康志向の高まりもあり、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)センサーや心拍数のモニタリング機能が100ドル(約11,006円)以下のセグメントの製品にまで搭載されているとのことです。
これらの背景のもとに、100ドル以下のセグメントの製品は年間547%の成長を遂げており、スマートウォッチはより多くの人々に使われる製品になってきているようです。
Source: Counterpoint
(ハウザー)