IntelのCPU市場シェアが過去最低に?~Macの独自プロセッサ移行により

M1チップとIntelのチップの画像

M1チップとIntelのチップの画像
 
長らく高いシェアを誇ってきたIntelのCPUですが、今後数年で過去最低に落ち込む可能性があります。AppleがMacのCPUを自社製に置き換えることで、IntelのCPU市場のシェアが80%を下回ることになるそうです。

2年後の完全移行を目指すMac

Appleは昨年、デスクトップ、ノートパソコンを問わず、すべてのMacのCPUをIntel製から自社製に移行させることを発表しました。
 
この第1弾としてM1チップをリリースし、市場からは高評価を得ています。
 
この結果、今年のIntelはAppleからの受注の50%を失うそうです。
 
さらに2023年には、Appleが完全移行を果たすことにより、Appleが10%のシェアを得て、AMDが10%のシェアを持ち、Intelのシェアは80%を下回るとみられます。

M1チップに対してネガティブキャンペーンを行うIntel

Appleのこの動きをIntelは脅威に感じており、さまざまなネガティブキャンペーンを行っています
 
一方AppleはM1XやM2など、複数のAppleシリコンの開発がうわさされており、精力的に開発を行っているようです。

 
 
Source:DigiTimes via MacRumors
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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