新型Mac mini発売でAppleのデスクトップPC市場のシェアが急上昇〜日本で1位

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Appleシリコン第1号となる「M1」チップを搭載した新型Mac miniが発売されてから、AppleのデスクトップPC市場でのメーカー別販売数量シェアが急激に上昇したことが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で判明しました。

Appleが突如ライバルメーカーをごぼう抜き

日本のデスクトップPC上位4社のメーカー別数量シェアは、1位と2位と富士通とレノボ・ジャパンが競い合う状況が2020年8月の第1週(8月3日〜9日)から11月の第2週(11月9日〜15日)の期間続いていました。同期間、Appleのシェアは終始15%前後で推移しました。
 
しかしながら、11月17日の新型Mac mini発売をきっかけに市場動向に大きな変化が現れました。11月の第3週(11月16日〜22日)に入ってからAppleの市場シェアが急激に27.1%にまで上昇し、ライバルメーカーをごぼう抜きし1位となったのです。

価格はさらに安くよりパワフルになったMac mini

M1チップ搭載の新型Mac miniは、4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineからなる「M1」チップ、8GBのユニファイドメモリ(16GBのオプションあり)を搭載し、コンパクトながら優れたパフォーマンスを発揮します。グラフィックス性能は8コアGPUで最大6倍と大幅に向上しています。
 
筐体内部の画像から、新型Mac miniはIntelチップ搭載モデルと比べてロジックボードが小さく、より多くの空きスペースがあることがわかっています。
 
新型Mac miniは分解の結果、ユーザーがマニュアルでアップグレードする余地がないことが明らかになっています。
 
 
Source:BCN Retail via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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