iOS14.2公開で日本でもApple Watchの心電図機能が利用可能になる?

Apple Watch ECG 心電図
 
先日、日本でも承認を取得したApple Watchの心電図(ECG)機能が、iOS14.2の正式版リリースと同時に、日本でも利用可能になるかもしれません。iOS14.2のベータから、「心電図」アプリの使い方を紹介する画像が発見されています。

日本でも近日利用可能と期待の心電図機能

2018年に発売されたApple Watch Series 4で追加された心電図機能は、世界各地で多くの人の命を救っていますが、日本では医療機器としての承認が得られておらず、利用できない状態が続いています。
 
しかし、9月4日にApple Watchの心電図アプリが、医療機器としての国内承認を取得したことから、近いうちに日本でも心電図機能が利用可能になるのではないかと期待されています。

iOS14.2の「ヒント」アプリに心電図の使い方

iOSアプリ開発者のApp Shack氏(@ZuwFNRuFlGZ6Ivc)が、iOS14.2ベータをインストールしたiPhoneと、心電図機能が利用可能な状態にしたApple Watchを接続すると、「ヒント」アプリの「ヘルスケアとフィットネス」メニューで「心電図をとる」のガイドが表示される、としてスクリーンショットを掲載しています。
 

 
App Shack氏は先日、iOS14.2ベータから、SafariでWebページ全体の翻訳機能が日本でも利用できることを確認した、としてスクリーンショットを公開しています。

iOS14.0.1では表示されない

なお、本稿執筆時点で最新の正式版であるiOS14.0.1と、心電図機能を有効にしていないApple Watch Series 5の組み合わせで「ヒント」アプリを開くと、「心臓の健康を管理する」が表示されますが、心電図については言及されていません。
 

 
なお、Apple Watch Series 4以降のモデルでは、「Watch」アプリの「心臓」メニューから、「心電図」アプリの設定画面(記事トップ画像)を表示することはできます。

iOS14.2正式版はiPhone12発売にあわせて公開?

Appleは今年、iOS14.2のベータを、iOS14.1正式版公開前にリリースするという、変則的な日程をとっています。
 
米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者は、iOS14.2の正式版はiPhone12の発売と同時期に公開されるのではないか、と予想しています。
 
iOS14.2のベータは現在、開発者向けベータ2登録ユーザー向けパブリックベータ2がリリースされています。
 
 
Source:ContentView
(hato)

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