Safariのページ全体翻訳機能、日本でもiOS14.2で利用可能に?

iOS14 Translate 翻訳 WWDC 2020

iOS14 Translate 翻訳 WWDC 2020
 
iOS14.2ベータでは、日本語でもiPhoneのSafariでページ全体の自動翻訳が可能となっていることが分かりました。iOS14.2正式版が公開されれば、日本でもSafariの翻訳機能が利用可能になるかもしれません。

Safariの翻訳機能、現在は米国のみ対応

iOS14には「翻訳」アプリが追加され、会話やテキストの翻訳が可能になりました。
 
翻訳アプリは、日本語をはじめ、英語(米国、英国)、スペイン語(スペイン)、中国語(北京語、簡体字)、韓国語、ロシア語、ドイツ語(ドイツ)、フランス語(フランス)、イタリア語(イタリア)、ポルトガル語(ブラジル)、アラビア語の11言語に対応します。
 
iOS14では、Safariのページ全体の翻訳も可能になっていますが、この機能が使えるのは現在、iPhoneの地域設定がアメリカになっている場合に限られています。

日本でもSafariのページ丸ごと翻訳が利用可能に?

iOSアプリ開発者のApp Shack氏(@ZuwFNRuFlGZ6Ivc)は、日本版のiOS14.2ベータ(18B5052h)でも、Safariの翻訳機能が利用できることを確認した、とブログにスクリーンショットを公開しています。
 
iOS14.2 ベータ Safari 翻訳
 
iOS14.2は先日、開発者向けベータ1と登録ユーザー向けパブリックベータ1がリリースされています。
 
iOS14.2 ベータ Safari 翻訳
 
iOS14.2の正式版が公開されれば、日本のユーザーもSafariの翻訳機能が利用可能になることが期待されます。
 
iOS14.2 ベータ Safari 翻訳
 

Safariで「aA」ボタンを押すだけで翻訳

Safariの翻訳機能は、対応する言語のWebページを表示した状態でアドレスバー左の「aA」ボタンを押すだけで利用できます。
 
翻訳に使用する言語は、「設定」アプリの「一般」>「言語と地域」で、「使用する言語」メニューにある「言語を追加」をタップして追加できます。
 
設定>一般>言語と地域
 
 
Source:ContentView, AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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