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    iPhone組み立て御三家、インドへ計9億ドル投資〜加速する“脱中国”

    Apple サプライヤー責任 2020

    Apple サプライヤー責任 2020
     
    iPhoneの組み立てを請け負うサプライヤー3社が、インドでの生産を加速させるべく、計9億ドル(約950億円)の投資を計画していることが分かりました。

    インド生産拠点への投資加速

    政府が積極的に誘致政策を採っていることや、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクなどもあり、現在多くの企業が中国からインドへ生産拠点を移しつつあります。iPhoneの組み立て生産を請け負う“御三家”こと、Foxconn、Pegatron、Wistronもご多分に漏れず、段階的にインド工場の設備拡大に努めてきました。
     
    2020年夏にはWistronがインドの組み立て工場で1万人を雇用する計画を明らかにしたほか、Pegatronもインドへの本格参入を決めたことが発表されており、Apple製品の組み立て拠点は着実に中国からインドへと移りつつあります。
     
    今回Reutersが報じたところによると、Foxonnが5億4,200万ドル(約400億ルピー≒572億円)、Wistronが1億7,600万ドル(約130億ルピー≒186億円)、Pegatronが1億6,200万ドル(約120億ルピー≒約171億円)をそれぞれ出資する方針を固めたようです。

    iPhone12もインドで生産へ

    インド政府の工場誘致政策は「生産連動型優遇策(PLI)」と呼ばれるインセンティブスキームで、国内で製造された対象製品の売上高から4%〜6%が、2020年8月から5年間補助金として支払われる仕組みです。
     
    中国工場の人件費高騰や米中貿易摩擦リスクに頭を悩ませていたAppleにとっては“渡りに船”で、同社製品の組み立てを請け負うFoxconn、Pegatron、WistronがPLIにこぞって申請したことが8月にも報じられていました。とりわけ中国の工場をLuxshareに売却したWistronは、インドの生産工場でApple製品のみを製造するとされており、意気込みが伝わってきます。
     
    現在、Wistronのインド工場では毎月20万台のiPhone SEが生産されており、2020年の終わりまでには毎月40万台にまで増やす見込みです。また2021年半ばまでに、同社はインドでiPhone12を組み立てることを目標にしているとも噂されています。
     
     
    Source:Reuters via AppleInsider
    (kihachi)

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