Appleメガネが実現したら?何もない空間にキーボードやウィジェットが登場
Appleが開発中と噂の拡張現実(AR)デバイス、Appleメガネのコンセプト動画が、Instagramで公開されています。
空中にアイコンやウィジェットが浮かんで見える
イスカンダル・ウテバウェフ氏(bat.not.bad)がInstagram上にAppleメガネのコンセプト動画を投稿、これをリーク情報やコンセプト画像作成で知られるベンジャミン・ジェスキン氏(@BenGeskin)がTwitterで共有しています。
手に持ったAppleメガネを通すと、Appleメガネとその箱しか置かれていないテーブル上にキーボードがあるように見えたり、何もない空間にiOSデバイスのアプリアイコンやウィジェットが浮かんでいるように見えたりする様子が、動画から確認できます。
ジェスキン氏は同じツイートのスレッドで、Appleメガネの別のコンセプト画像も紹介しています。スポーツ用品店などでスニーカーに関する情報を見ている画像で、ジェスキン氏は「実際には最初の動画よりも、このような形になるのではないか」と述べています。
Obviously in reality it won’t look like this, but more like this, to have 3D pic.twitter.com/DnPCuwt5Sx
— Ben Geskin (@BenGeskin) July 26, 2020
同氏は以前、自身が作成したAppleメガネの動画も紹介していました。
Appleはさまざまな特許を取得
Appleメガネについてはここのところ、様々な情報が報じられています。
5月には、FRONT PAGE TECHのジョン・プロッサー氏が、Appleメガネは2020年第4四半期(10月〜12月)か2021年第1四半期(1月〜3月)のイベントで発表され、その後、499ドル(約52,900円)で発売されるとの予想を明らかにしたほか、The Informationは7月、ARヘッドセットもしくはARメガネ向けのレンズがすでに試作段階を終え、生産トライアルへ進んでいると報じました。
さらにAppleは、Appleメガネに関する多くの特許を取得していることもわかっています。これまでに判明しているだけでも、視力矯正機能、つる部分の交換で機能を使い分けるモジュラー構造、装着者のみが見えるプライバシースクリーン、いろいろなものを仮想デバイスへと変換する機能、心拍数や脳波測定機能などを、同デバイスへ搭載するための特許申請書が公開されています。
Source:bat.not.bad/Instagram via Ben Geskin/Twitter
(lunatic)