TSMC、2021年下半期にAppleシリコン搭載Macの生産台数大幅増と期待

TSMC ロゴ

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Appleサプライヤーの台湾TSMCは、Appleシリコンを搭載した初代Macが登場するのは年内だが、生産台数が大きく増えるのは2021年下半期になると見込んでいるようです。

2022年末までには全MacがAppleシリコンを搭載

アナリストのミンチー・クオ氏は、Appleシリコンを最初に搭載するのは13インチMacBook Proとデザインを刷新した24インチMacになると予想しています。またその後、新型MacBook Air、およびデザインを新たにした14インチ・16インチMacBook Proが発売されるとの予想も明らかにしています。ただしMacBook Air、14インチ・16インチMacBook Proの発表については、来年にずれ込む可能性があるとも述べています。
 
AppleはIntel CPUからARMベースのAppleシリコンへの移行には2年かかると発表しています。裏を返せば2022年末までには、ほぼすべてのMacがAppleシリコンを搭載するという意味になります。

TSMCは2021年下半期に期待

台湾メディアDigiTimesによると、TSMCは2021年下半期に、Mac向けの注文が大幅に増加すると見ているようです。
 

TSMCは2021年下半期より、AppleのMac向けの注文が増えることにより、ARMベースシリコンの生産量が増え、ウエハー売上に大きく貢献すると期待している。

 
 
Source:DigiTimes,9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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