Apple、2020年1月のCESで約30年ぶりに復活!プライバシーについて討論

CES 2019

CES 2019
 
Appleが、世界最大の家電見本市であるCESに、約30年ぶりに戻ってきます。2020年1月にラスベガスで開かれるCESで、プライバシーについて語る討論会にApple役員が登壇することが分かりました。

Appleのプライバシー責任者が登壇予定

CES 2020の、企業のプライバシー担当役員らによるセッションに、Appleのグローバルプライバシー担当シニアディレクター、ジェーン・ホバース氏が登壇すると公式Webサイトに掲載されています。
 
CES 2020
 
このセッションには、Facebook、P&Gのプライバシー担当役員のほか、連邦取引委員会(FTC)の責任者も登壇する予定です。
 
CES 2020
 
ホバース氏は、Google、米法務省などでプライバシー部門の責任者をつとめ、2011年にAppleに入社しています。

Apple、1992年以来のCES公式参加

CESは、例年1月上旬にラスベガスで開催され、テクノロジー関連企業が数多く出展し、世界の注目を集めています。
 
AppleのCESへの公式な参加は、1992年にシカゴで開催されたCESで、当時の最高経営責任者(CEO)、ジョン・スカリー氏がNewtonを発表して以来なので、28年ぶりの再登場となります。

屋外広告の掲出、ARメガネ関係企業と極秘会談の目撃も

Appleは、2019年1月のCESで、会場近くにプライバシー尊重の姿勢をアピールする大型屋外広告を掲出して注目を集めました。
 
また、Appleは公式に出展こそしていないものの、拡張現実(AR)技術を活用したメガネ型デバイスに関連する技術をもつ企業と極秘会談を持っていた、と相次いで報じられています。
 
 
Source:CES, Bloomberg
Photo:DaddyPizza/Mega-Sergio/Twitter
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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