Apple、CESに先駆けプライバシーの重要性を主張する巨大広告を設置


     
    米ラスベガスで1月9日から開催される見本市CES 2019ですが、Appleは今年も参加しないことがわかっています。しかしながら、CESの会場近くのビルにプライバシーの大切さを強調する巨大ビルボードを設置したことが明らかになりました。

    CES参加者は目にすること間違い無し

    Appleプライバシーの重要性を主張する巨大広告が目撃されたのは現地時間の4日です。ビルボードはCES 2019の会場のすぐ近くのビルに設置されているため、CES参加者が広告を目にすることになるのは間違いありません。
     
    広告には、「What happens on your iPhone, stays on your iPhone(あなたのiPhoneで起こることは、あなたのiPhone上に留まる)」と黒いバックグラウンドに白い文字で記されており、プライバシーのページへのWebリンクがその下に記載されています。
     

    プライバシーで差別化を図るApple

    Appleは、2017年9月からユーザーの個人情報保護を宣言した「プライバシー」ページをApple公式Webサイト上で公開しており、「Appleは、プライバシーは基本的人権であると信じています」と、ユーザープライバシーを重要視していることをアピールしています。
     
    昨年10月には、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、米テレビネットワークCNBCで、「テクノロジー企業が、サービス改善のために個人情報が必要だ、と言っても信じてはいけない」と述べました。
     
    テクノロジー企業に特化した投資会社Elevation Partnersの取締役ロジャー・マクナミー氏は、クックCEOのコメントに対して、「Androidユーザーは、価格の安さと引き換えに、自分の個人情報の権利をすべて放棄していることに気づくべきだ」と語りました。
     
     
    Source:AppleInsider, Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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