Apple、macOS Catalina公開に先駆け開発者に注意点を再通知

macOS Catalina

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Appleは、macOS Catalinaのゴールデンマスター(GM)版のリリースに伴い、Macアプリに関する注意事項2点を開発者向けに再通知しています。

Appleによる署名と認証が必要

1つめは、すべてのMacアプリは、Mac App Store以外で配布される場合でも、必ずAppleによる署名または認証が必要という点です。
 
Appleは今年6月、macOS Catalinaで問題なくアプリを動作させるには、上記の事項を守るよう開発者に通知しています。今回の再通知において、macOS Catalina GMでアプリのテストを行い、同社に提出して認証を受けるよう推奨しています。
 
これはユーザーが安心してアプリをダウンロードし、使用できるようにするためとAppleは説明しています。

新機能を採り入れたアプリの開発を推奨

2つめは注意事項というよりも推奨です。Appleは開発者向けページにおいて、macOS Catalinaの新機能である、iPadをMacのサブディスプレイとして使用できるSidecarや、新たなシングルサインオン機能Sign in with AppleMacでiPadのアプリを共通して利用することができるMac Catalystなどを採り入れた、アプリの開発・提出を勧めています。

 
 
Source:Apple(1),(2),9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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