【レビュー】iPhone11 Proのスペースグレイを開封、データ直接転送を試す
予約していたiPhone11 Proを、発売日に受け取ることができました。開封し、古いiPhoneからデータ移行をする様子をレビューします。
iPhone11 Pro、発売日に到着!
先日、ソフトバンクオンラインショップで1分で予約し、本申し込み手続きを済ませたiPhone11 Pro(スペースグレイ、256GB)が、発売日である9月20日に無事、自宅に到着しましたので、レビューします。
iPhone11 Proは、黒地の箱に入っており、箱の天面には、iPhone11 Proの背面が立体的に印刷されています。
Apple製品に特有の、ゆっくり開くように工夫され、開けるときにワクワク感を味わえる箱から、背面がサラサラした手触りのiPhone11 Proを取り出します。
iPhone11 Pro本体、SIMカード取り出しツール、Lightning接続イヤホンに加えて、18W出力のUSB Type-C(USB-C)電源アダプタと、USB-C – Lightningケーブルが同梱されています。
2017年のiPhone X/8/8 Plusから対応していたものの、使うには別途電源アダプタとケーブルが必要だった高速充電が、本体同梱品だけで可能となります。
同梱品での高速充電を実現する18W USB-C電源アダプタ
iPhone11 Proに同梱の18W USB-C電源アダプタのモデル番号はA1720で、iPad Proに同梱されているのと同じものです。なお、コンセントプラグ部分は折りたたむことはできません。
従来のiPhone同梱品である5WのUSB電源アダプタと比べると、かなり大きく感じます。
重量は、5Wアダプタが21gに対して、18Wアダプタは59gでした。
四角いカメラ枠、Appleロゴは中心に
iPhone11 Pro背面のトリプルカメラとLEDフラッシュが四角形の枠に入り、Appleロゴは背面中央にシフトしています。
カメラ枠の出っ張りは、角張っていたiPhone XS Maxと違い、段差がなだらかに処理されている印象を受けました。とはいえ出っ張っているので、背面を下にしてテーブルなどに置いて操作すると、本体がカタカタと揺れます。
MacBookシリーズのようなマットな質感
スペースグレイのiPhone XS Maxと、スペースグレイのiPhone11 Proを並べてみました。
どちらも背面パネルはワイヤレス充電に対応したガラスなのですが、光沢があり滑らかな質感のiPhone XS Maxと、すりガラス状のサラサラした質感のiPhone11 Proでは、受ける印象がだいぶ違います。
iPhone11 Proのマットな質感の背面は、MacBookシリーズにも似た落ち着いた雰囲気で、高級感が感じられます。
本体側面のステンレス製フレームの質感は、2台とも同じです。Lightning端子周辺や、アンテナ用の線などの構造も、外見上の変化はありません。
データの直接転送で簡単にデータ移行
iOS12.4で利用可能になったデータの転送機能を使えば、古いiPhoneから新しいiPhoneに、簡単にデータや設定情報を直接転送することが可能です。
ただし、iCloudへのバックアップが必要であることは従来と同じです。また、2台のiPhone用の電源と、Wi-Fiが必要となります。
iPhone11 Proに表示された雲のようなアニメーションを、iPhone6のカメラで読み取ると、データや設定が以降されます。
アプリは新しいiPhoneにApp Storeからダウンロードされ、データは古いiPhoneから引き継がれます。
約32GBのデータが保存されたiPhone6からiPhone11 Proへのデータ移行は、30分ほどで完了しました。なお所要時間は、転送データの量、アプリの数、Wi-Fiの通信状況などにより変動が想定されます。
自然な明るさのナイトモードには驚き!
iPhone11シリーズにおける注目点のひとつは、カメラ性能、特に「超広角レンズ」と「ナイトモード」です。
プロの写真家も賞賛した「ナイトモード」での写真撮影も少し試しましたが、iPhone XS Maxなら真っ黒になってしまう暗い場所でも、人物の表情をしっかり識別できる程度に明るく撮影できるのには驚きました。
今後、カメラ機能をしっかり試した上で改めてレビューをお送りしたいと思います。
(hato)