NTTドコモ、iPhone11 Proの下り通信速度は最大1,388Mbpsと発表
NTTドコモは、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxで利用可能なLTE通信速度が、受信時(下り)最大1,388Mbpsであることを発表しました。国内キャリアとして最速の通信速度となります。
iPhone11 ProとiPhone11 Pro Maxは下り最大1,388Mbps
NTTドコモは、9月20日に発売されるiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro MaxのLTE通信速度を公開しました。
同社が「PREMIUM 4G」として推進する高速化技術により、iPhone11シリーズの下り最大通信速度は、iPhone11 ProとiPhone11 Pro Maxで最大1,388Mbpsに、iPhone11は最大844Mbpsとなります。
iPhone11シリーズと同時に発表されたiPad(第7世代)の下り通信速度は最大500 Mbpsです。
iPhone、iPad各モデルの通信速度
NTTドコモが発表した、iPhone、iPadシリーズの最大通信速度は以下のとおりです。昨年の時点でiPhoneシリーズとして最速だったiPhone XS/XS MaxとiPhone11が同じ速度で並びました。
iPhoneシリーズ
- iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max:最大1388Mbps
- iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11:最大844Mbps
- iPhone XR:794Mbps
- iPhone X、iPhone8、iPhone8 Plus:最大594Mbps(iOS11.3以降の場合)
- iPhone 7、iPhone 7 Plus:最大375Mbps
- iPhone 6s、iPhone 6s Plus:最大262.5Mbps
iPadシリーズ
- 12.9インチiPad Pro(第3世代)、11インチiPad Pro:最大844Mbps
- iPad(第7世代)、iPad Air(第3世代)、iPad mini(第5世代):最大500 Mbps
- 12.9インチiPad Pro(第2世代):最大375Mbps
- 9.7インチiPad Pro、iPad(第6世代):最大262.5Mbps
受信時実効速度は145Mbps~283Mbps
NTTドコモが注意書きしているように、ここで述べられている通信速度は、設計上の理論値であり、ユーザーが実際に使用する環境で計測される通信速度ではないことには注意が必要です。
通信速度は、利用場所、時間帯、通信環境などによって変化します。
総務省は、「実効速度に関するガイドライン」で、実際の利用環境を想定した通信速度を公開することをキャリア各社に求めています。
NTTドコモは、受信実効速度は145Mbps~283Mbps、送信実効速度は22Mbps~43Mbpsになる、と案内しています。
Source:NTTドコモ (1), (2)
(hato)