iPhone11 Proとされるベンチマークが登場、RAMは4GBでスコアは過去最高
9月10日(現地時間)のスペシャルイベントでは、iPhone11シリーズのパフォーマンスが惜しみなく伝えられましたが、搭載しているメモリー(RAM)については触れられませんでした。しかし、ベンチマークサイトGeekbenchに登場した端末情報から、iPhone11 Proの搭載メモリが4GBである可能性が高まっています。
RAMは据え置き、A13でベンチマークは向上
iPhoneがどれだけのRAMを搭載しているか、Appleは例年公開していません。そのため、ベンチマークスコアの測定を通して知るのが一般的となっています。
今回Geekbench(Geekbench 4)に登場した「iPhone12,3」とされる端末はiPhone11 Proだと考えられています。RAMは4GBとなっており、仮にこのデータが事実であれば、iPhone XSシリーズから据え置きとなります。
むしろ注目すべきは、RAMよりもベンチマークスコアかも知れません。シングルコアは5,472、マルチコアは13,769と、登録されているiPhone XSのスコアでは最高値となるシングルコア4,865、マルチコア10,477を大きく上回っています。また、これに先行してiPhone11(iPhone12,1)とされる端末のベンチマークスコアも登場しています。
– | iPhone11 Pro | iPhone11 | iPhone XS | iPhone XS Max |
---|---|---|---|---|
シングルコア | 5,472 | 5,415 | 4,865 | 4,872 |
マルチコア | 13,769 | 11,294 | 10,477 | 10,434 |
Appleは、iPhone11シリーズに搭載されたA13 Bionicチップについて、高性能コア/高効率コアともに最大20%高速化したと述べていますが、今回のベンチマークスコアは、同社の発表を裏付ける結果となりそうです。
Source:Geekbench(1),(2),Gizbot
(kihachi)