Appleがメインストリームに押し出したい7つの新単語〜「スローフィー」など


     
    Appleは日本時間9月20日午前2時からスペシャルイベントにおいてiPhone11シリーズ、Apple Watch Series 5、新作iPadなどを発表しましたが、プレゼンの中で聞き慣れない単語が多数使用されました。例えば「スローフィー(スローモーションのセルフィー)」などです。米メディアCult of Macは、Appleが押し出したい7つの新単語をまとめています。
     

    スローフィー

    スローフィー(Slofie)」とは、「Slo-mo」と「Selfie」からなる造語で、スローモーションの自撮り動画を意味します。iPhone11シリーズの広告動画の中でも、「スローフィー」が紹介されています。
     

     

    Super Retina XDRディスプレイ

    Appleでワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務めるフィリップ・シラー氏が、iPhone11 Proのプレゼンの中で唐突に「Super Retina XDR」ディスプレイという単語を使用しました。
     

     
    Apple公式Webサイトでは、「Super Retina XDR」ディスプレイについて以下のように説明されています。
     

    Super Retina XDRディスプレイは1つではなく2つの新しいピーク輝度を持ち、それらをいつ使うべきか検知します。日光の下では最大800ニト。これは屋外で撮影し、その場で写真を選ぶのに最適です。Extreme Dynamic Rangeのコンテンツを見る時には最大1,200ニトまで輝度が上がります。まるでPro Display XDRがiPhoneの上にやって来たようです。

     

    ナイトモード

    Appleの「ナイトモード(Night Mode)」は、Googleの夜間撮影モードNight Sightに対抗するものとされています。iPhone11とiPhone11 Proのカメラでは、暗所での撮影の際に自動的に「ナイトモード」が起動されます。
     

     

    LTPOディスプレイ

    Apple Watch Series 5のプレゼンの中で、「LTPO」という単語が使用されました。「LTPO」とは、低温多結晶酸化物(Low-Temperature Polysilicon and Oxide)という意味です。
     

     
    AppleのApple Watch Series 5のプレスリリースでは、LTPOディスプレイが常時表示Retinaディスプレイを可能にする要素のひとつであると述べられています。
     

    業界でも唯一の低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイ、超低電力のディスプレイドライバー、効率の高い電力管理IC、新しい環境光センサーなどが連係しています。このように革新的なハードウェアと優れたソフトウェアデザインを組み合わせたApple Watch Series 5は、一日中使える18時間のバッテリー駆動時間を誇ります。

     

    PVDコーティング

    PVD」とは物理蒸着(Physical Vapor Deposition)を意味します。iPhone11 Proは、ディスプレイと背面ガラスの両方にPVDコーティングが施されており、iPhone XSにはなかったグリップ感が生み出されるとされています。
     

     

    QuickTake

    QuickTake」とは、写真モードでシャッターボタンを長押しすると録画を始めることができる機能です。写真モードから動画モードに切り替えることなく簡単に録画が行えるようになりました。
     

     

    U1チップ

    U1チップ」は、超広帯域(Ultra Wideband)テクノロジーを採用して、空間認識を行います。AppleのiPhoone11 Proのプレスリリースの中では、「9月30日にリリースされるiOS 13.1では、端末が向いている方向を認識した提案によりAirDropがこれまで以上に便利になります」と記されています。
     

     
    Cult of Macは、U1チップを非常に高機能なGPSと考えると良いとコメントしています。

     
     
    Source:Apple[1], [2], [3] via Cult of Mac
    (lexi)
     
     

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