Apple Card、8月上旬にアメリカでサービス開始か
Apple Cardは8月上旬に提供される、とBloombergが報じています。iOS12.4のWalletアプリから、簡単に発行することが可能になります。現在、サービス提供地域はアメリカのみですが、他地域へも拡大するとみられます。
「2019年夏」だけだったApple Cardサービス開始時期
Appleは3月に開催したイベントで、Apple Cardの発行時期を「2019年夏」と発表していましたが、具体的な日程は公開されていませんでした。
Bloombergの報道によると、Apple Cardの発行は早ければ8月上旬に開始される、とのことです。
Apple Cardは、Appleが金融大手のGoldman Sachsと組んで発行するクレジットカードで、Apple Payを使った支払いに加えて、Apple Pay非対応店舗でも使えるようにチタン製の物理カードも用意されます。
iOS12.4のiPhoneで簡単に発行可能
Bloombergによると、Apple Cardは、先日正式版が公開されたiOS12.4をインストールしたiPhoneのWalletアプリから簡単に発行できるそうです。
すでに多くのApple従業員とGoldman Sachsの従業員がApple Cardのテストに参加している、と報じられています。
なお、Appleは2019年5月、Goldman Sachsが開発した、クレジットカードに電力を供給する技術に問題があるとして、設計の変更を要求したと伝えられています。
来年にはカナダでもApple Cardが利用可能に?
Apple Cardのサービス対象地域は当初、アメリカのみと発表されています。
しかし、Appleが「Apple Card」の商標登録をヨーロッパや香港などで申請しているほか、ヨーロッパの金融当局と交渉している、との情報もあります。
来年には、カナダでもApple Cardが利用可能になる、とも伝えられています。
Source:Bloomberg
(hato)