Apple Cardのベータテスト、数千人の店舗従業員にも拡大
Appleはまもなくクレジットカードサービス「Apple Card」を開始します。このサービス開始を前に、数千人のApple Storeの従業員が参加するベータテストが開始されたようです。
ベータテスターの評判は上々
今回、Apple Storeの数千人の従業員がベータテスターとしてApple Cardの利用を始めたのが確認されたのですが、このテストに先立ち、Appleと共同でクレジットカード事業を行うゴールドマン・サックスの従業員もApple Cardを試しに使っていました。ゴールドマンのデービッド・ソロモンCEOもベータテスターの一人でしたが、Apple Cardに非常に満足と語っています。
今後、Apple Cardは数千人のApple Store従業員によるベータテストを経て、iOS12.4の公開とともに正式にサービスインすると予想されています。Apple Cardは低い手数料、高いセキュリティ性能、わかりやすい支出管理、Apple Payとの連携などのメリットを背景に、クレジットカード業界にも大きな影響をもたらすと予想されています。その意味でもサービス開始直後からのApple Card利用者数の推移は要注目です。
当面はアメリカのみでのサービス
しかしサービス開始当初、Apple Cardのサービスを利用できるのは原則としてアメリカのiPhoneユーザーに限られます。他のクレジットカードでも同様なのですが、アメリカに居住しない日本のiPhoneユーザーがApple Cardの発行を受けるのは難しそうです。
とはいえゴールドマン・サックスの幹部はApple Cardの海外展開について積極的な発言もしており、日本でもApple Cardが使えるようになる可能性が全くないわけではありません。日本のAppleファンはその時を待つしかないのですが、仮にApple Cardが日本に上陸すれば、大ヒットクレジットカードになるのは間違いないでしょう。
Source:MacRumors
(KAZ)