アイブ氏退社以降に登場するAppleの目玉商品は「ARグラス」か

    Apple Lens ADR Studio

    Apple Lens ADR Studio
     
    ジョナサン・アイブ氏が退社した後、Appleが初めてリリースするのは「Apple Lens」「Appleグラス」とも呼ばれる拡張現実(AR)デバイスかも知れません。

    すでにサプライヤーを検討中?

    先日発表された通り、伝説的デザイナーのジョナサン・アイブ氏は2019年内にAppleを退社し、独立してデザイン会社を立ち上げることが分かっています。つまり2020年からは、ジョナサン・アイブ氏のいないAppleとなります。
     
    そんな新体制のAppleで、次に出てきそうだと噂されている新製品がARデバイスです。Googleグラスと同じくメガネのように装着して、現実の空間(視界に映る光景)に様々な情報を付加することができます。
     
    Bloombergによれば、すでにAppleのデザインチームは、かつてiPodやiPhoneがそうであったように、ユーザーの日常を大きく変革するべくARグラスの開発に取り組んでいるそうです。具体的なリリース時期は未定であるものの、オペレーションチームがサプライヤーや生産方法について検討している段階とのことです。

    2020~2021年のどこかで登場か

    AppleのARグラスについては、何年も前から数々のアナリストが開発について言及してきました。
     
    例えば、著名アナリストのミンチー・クオ氏「早ければ2019年第4四半期(2019年10~12月)、遅くとも2020年第2四半期(4~6月)には量産が開始される」と、同じくAppleウォッチャーとして知られるジーン・ミュンスター氏「2021年12月にリリースされる」と予測しています。
     
    Appleも公式には「ARグラスやヘッドマウントディスプレイを製作する計画はない」と述べる一方で、2018年にARグラス向けレンズ開発企業を買収しているほか、CES 2019の会場でもAR関連企業とAppleの技術者が接触している様子が目撃されています。
     
    なお、同じくAppleが開発しているとされる次世代製品には自動運転車「Apple Car」もありますが、こちらはARグラス以降の登場になるとBloombergは予測しているということでしょうか。
     
     
    Source:Bloomberg via BGR
    Photo:ConceptsiPhone/YouTube
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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