Apple、2020年にはARヘッドセットの量産開始か〜クオ氏予想

    iPhone AR

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    Appleは以前より、拡張現実(AR) 関連技術の開発を進めていることを認めていますが、同社によるARヘッドセットの量産は早ければ今年、遅くとも来年には始まるとの予想を、著名アナリストが明らかにしました。

    初代ARヘッドセットはiPhoneアクセサリとして販売

    アナリストのミンチー・クオ氏は現地時間3月8日、Appleの初のARヘッドセット(ARグラスとも)の量産は、早ければ今年第4四半期(2019年10月−12月)、遅くとも2020年第2四半期(4月−6月)には開始されるとの予想を発表しました。
     
    同氏によれば、ARヘッドセットの初代モデルはiPhoneのアクセサリとして販売されるとのことです。実際の演算やレンダリング、インターネット接続、位置情報処理などはすべてiPhone側で行われ、ARヘッドセットは主にディスプレイとして機能するだろうと、クオ氏は説明しています。クオ氏のレポートには記されていませんが、LTE非対応のApple Watchのように、iPhoneにワイヤレスで同期すると思われます。

    2月にはAR部門を新設

    Appleが「ARヘッドセットを2020年に出荷開始する」というスケジュールは、2017年11月にBloombergが報じた内容とも一致します。
     
    AppleのARヘッドセット開発については、2017年11月のカナダのAR技術開発企業Vrvanaの買収、今年1月開催の「CES 2019」におけるARヘッドセット・サプライヤーとの接触、2月のAR部門新設など、さまざまな動きが報じられています。

     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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