Apple Carは乗用車ではなく電気バンになる?

apple car


 
Appleの自動運転車事業「Project Titan」では、最終的に電気商用バンがリリースされるだろうと、ドイツの雑誌Manager Magazinが伝えています。

Apple Carは乗用車ではなくバンなのか

Appleの自動運転者事業「Project Titan」がどのような形で製品化されるのかに関して、これまで多くの噂が飛び交ってきました。一時、Appleはハードウェア開発を諦め、ソフトウェア重視のアプローチをとっているとの報道があったりもしましたが、今のところApple Carとして車両が発売されるとの意見が支持を集めているようです。
 
Apple Carの発売時期は早くても2023年から2025年の間になると昨年8月時点で報じられていましたが、今回の報道でApple Carは乗用車ではなくバンである可能性が浮上しました。

1月に200人以上の従業員を解雇

Appleは「Project Titan」のためTeslaから人材の確保を積極的に行ったりしていましたが、今年1月に200人以上のプロジェクト「Titan」に関わっていた従業員を解雇したとされており、プロジェクトの将来が危ぶまれていました。
 
今回のドイツ雑誌の報道は、Appleの自動運転車プロジェクトがまだ続いているということを示唆しているのでしょうか。

7ページからなるホワイトペーパーも公開

Appleは現地時間の20日付で、「Project Titan」に関するホワイトペーパーを公開しています。
 
資料は7ページから構成されており、Appleの安全性、プライバシー、セキュリティに関する取り組み、実験状況などについて語られています。
 
「センシングコンポーネントは、車両が世界のどこにあるのか、その他の車両、歩行者、自転車など周囲にある物体を認識し、追跡することができる」とAppleは項目の1つで述べています。「これはLiDARを含めるセンサー、レーダー、カメラの組み合わせにより達成することができ、自動運転車車両の周囲360度の高解像度の3D映像を提供することができる」
 
Appleは2017年に機械学習分野において最大の国際会議で関係者限定で開発中の自動運転車技術のデモを披露したことがあります。
 
※「トラック」を「バン」に修正いたしました。

 
 
Source:AppleInsider [1], [2]
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次