Apple、今年発表のiPhoneに双方向ワイヤレス充電機能を搭載か

Appleは今年秋発表見込みの次期iPhoneに、iPhoneやAirPodsなどの製品をワイヤレス充電可能な機能を搭載すると、著名アナリストが予想しています。
2月の予想を繰り返したクオ氏
Apple関連の予想で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は現地時間4月1日、投資家向けのメモにおいて、次期iPhoneは双方向ワイヤレス充電機能を搭載するとの予想を改めて発表しました。同氏は2月にも同様の予想を明らかにしています。
つまりQi(チー)規格に基づくワイヤレス充電機能を持つほかのiPhoneや、先日発売されたばかりの第2世代AirPodsのケースなどを、次期iPhoneの背面に載せるなどの形でワイヤレスに充電できることを意味します。
クオ氏はメモにおいて、次のように述べています。
2019年後半に発表される新iPhoneは、双方向ワイヤレス充電機能に対応するだろう。iPhoneは双方向ワイヤレス充電機能を搭載する初のハイエンド・スマートフォンにはならないが、この新機能によって新しいAirPodsをより便利に充電できるだけでなく、iPhoneとAirPodsのユーザーエクスペリエンスがさらに統合されたものになる。
Samsung「Galaxy S10」はすでに同機能を搭載
クオ氏がメモで述べているように、Samsungが2月に発表した「Galaxy S10」は、Wireless PowerShareという双方向ワイヤレス充電機能をすでに採用しています。
クオ氏はまた、Appleが次期iPhoneで双方向ワイヤレス充電機能を導入することで、バッテリー用基板を供給すると見込まれるCompeqや、双方向ワイヤレス充電コントローラのサプライヤーとなるであろうSTMicroにもメリットがあると記しています。
ワイヤレス充電機能といえば、Appleは先日、ワイヤレス充電マットAirPowerの開発中止を明らかにしたばかりです。
Source:MacRumors
(lunatic)