ウォーレン・バフェット氏「Apple株が安ければもっと買う」
ウォーレン・バフェット氏は、世界で2番目に多くのApple株を保有するBerkshire Hathawayの筆頭株主として知られていますが、同氏がApple株を買い増す意思があることを示しており、Apple株が再び安定した成長の線に乗ったのではないかと推測されています。
16年ぶりに売上高予測を下方修正
Appleは、昨年8月に米国企業として初の株式時価総額1兆ドルに達しましたが、一時233ドルまで上昇した株価は、2019年1月には142ドルまで下がっていました。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は1月初めに「ティム・クックからAppleの投資家への手紙」と題したプレスリリースを発表し、Appleの2018年10月〜12月の売上高予測を下方修正したことを明らかにしました。
中国でのiPhoneの不調などが2018年のホリデーシーズンに売上高が下がった大きな原因だとされていますが、単に販売価格だけが問題でないともいわれており、何らかの対策が求められています。
Apple株は安定期に入ったか
しかしながら、Apple株価は2月25日時点で173ドル近くまで回復しています。加えて、Appleへの投資で知られるウォーレン・バフェット氏が「Apple株が安ければもっと買う。今後も売るつもりはない」とコメントしたことで、今後再び安定した成長が期待されています。
バフェット氏はApple株を2億4,900万株保有していますが、平均購入価格は141ドルなため、最近の株価の大きな下落でも利益が上がっていたとされています。
Source:9to5Mac
(lexi)