「iPad mini 5」はプロセッサ変更以外、iPad mini 4とほぼ同じ?
3月頃の発売が噂される「iPad mini 5」は、現行のiPad mini 4と同じ外寸で、プロセッサがアップデートされ、指紋認証のTouch IDやLightningコネクタ、ヘッドホンジャックが引き続き搭載される、とMacお宝鑑定団Blogが伝えています。
A10 FusionまたはA10X Fusionを搭載か
Macお宝鑑定団Blogは複数のアクセサリーメーカーからの情報として、「iPad mini 5」は現行のiPad mini 4からプロセッサのアップデート以外、外観デザインはほとんど変化しないと報じています。
iPad mini 4に搭載されているプロセッサは、2014年のiPhone6と同じA8プロセッサですが、「iPad mini 5」は、9.7インチiPad(第6世代)やiPhone7と同じA10 Fusionプロセッサか、iPad Pro(10.5インチ)と同じA10X Fusionプロセッサを搭載するのではないか、とのことです。
「iPad mini 5」の外観はiPad mini 4とほぼ同じか
「iPad mini 5」の外寸は、高さ203.2mm x 幅134.8mm x 厚さ6.1mmで、iPad mini 4と同じになるとのことです。
また、Touch ID、Lightningコネクタ、3.5mmヘッドホンジャックが搭載され、外観上はほとんどiPad mini 4と「iPad mini 5」の区別はつかないこととなります。
外観上の唯一といえる変更点は、背面マイクの位置で、カメラの隣からiPad(第6世代)と同じ背面中央に移動することで、部品共通化によるコスト削減効果が期待されている、と伝えられています。
iOS12.2ベータの記述から「iPad mini 5」がApple Pencilに対応することを示唆する記述が発見されたとの情報が話題となりましたが、Macお宝鑑定団によると、Apple Pencilへの対応は不明で、対応するとしても2018年秋に発売された第2世代のApple Pencilには対応しない可能性が高そうだ、とのことです。
2019年3月の発売が有力視される「iPad mini 5」
「iPad mini 5」については、1月下旬にユーラシア経済連合(EEC)のデータベースに登録されたことが確認されており、2018年のiPad(第6世代)と同様、3月に発売されるのではないかと予測されています。
Apple関連情報の精度の高さで知られるアナリストのミンチー・クオ氏は昨年10月「プロセッサがアップデートされ、低価格のディスプレイを搭載したiPad miniが2019年春には発表される」と予測しています。
しかし先日は、台湾メディアDigiTimesが「iPad mini 5」の発売時期について、サプライヤーの動向から「2019年前半に発売」と報じる一方で「2019年後半になる」とも報じており、やや情報が錯綜気味です。
Source:Macお宝鑑定団Blog
(hato)