今年のiPhone、USB-CでなくLightning端子採用、5W充電器を同梱か

2019年のiPhoneには、搭載が噂されているUSB Type-C(USB-C)コネクタではなく、従来と同じくLightningコネクタが搭載される、とMacお宝鑑定団Blogが伝えています。充電アダプタやイヤホンも従来と同じものが同梱されるようです。
コスト面などを考慮の結果
サプライヤー関係者に独自の情報網を持つMacお宝鑑定団Blogが、あるアクセサリーメーカー関係者の話として、今年のiPhoneには、Lightningコネクタが搭載され、同梱される電源アダプタも従来と同じ5W出力であり、イヤホンも従来同様のLightning接続のEarPodsになる、と報じています。
これは、iPhone X/8/8 Plus以降のモデルで利用できるQi規格のワイヤレス充電がすでに最大7.5Wまで対応していることや、USB-Cコネクタを搭載した場合のコスト上昇などが考慮された結果、とのことです。
同梱品では実現していないiPhoneの高速充電
iPhoneシリーズは、2017年のiPhone X/8/8 Plusから、USB PD規格に対応したUSB-C電源アダプタとUSB-C – Lightningケーブルを使うと、バッテリー残量0の状態から30分で50%までの高速充電が可能となっています。
しかし、高速充電にはMacBookシリーズ同梱あるいは市販品のUSB-C充電アダプタと、Apple純正のUSB-C – Lightningケーブルを用意する必要があります。
最近、AnkerやBelkinなどのサードパーティがMFi認証を取得したUSB-C – Lightningケーブルを発表しています。
噂されていたiPhoneへのUSB-Cコネクタ搭載
2018年秋のiPad ProがUSB-Cコネクタを採用したことから、今年のiPhoneにもUSB-Cコネクタが搭載されると噂されています。
最近では、今年のiPhoneはUSB-Cコネクタを搭載、iPhone XS Max後継モデルはトリプルカメラを搭載する、と1月末にBloombergが報じていました。
Source:Macお宝鑑定団Blog
(hato)