サードパーティ製USB-C – Lightningケーブル、Belkinなど発表

USB Type C(USB-C)端子とiPhoneなどのLightningを接続できるサードパーティ製ケーブルを、BelkinとGriffinが発表しました。
これまでApple純正品のみだったUSB-C – Lightningケーブル
最近のMacBookシリーズやiPad Proで採用が進むほか、USB-PD規格による高速充電が利用可能なUSB-C端子とLightning端子を接続できるケーブルは、これまでAppleの純正品しか販売されていませんでした。
Appleは、2018年9月にアクセサリーメーカー各社に対し、USB-C – LightningケーブルにMFi(Made for iPhone/iPad/iPod)認証を付与することを予告していました。
12月初めには、AppleがUSB-C – LightningケーブルへのMFi認証付与を正式発表、年末には対応Lightningコネクタの画像が流出し、サードパーティ製ケーブルの発売に期待が高まっていました。
耐久性高い素材を使ったBelkin
2018年3月にAppleの主要サプライヤーFoxconnに買収されたBelkinが「BoostCharge」ブランドで発表したUSB-C – Lightningケーブルは、DuraTek素材を使用した高い耐久性を誇るケーブルが特徴です。
120cm、180cm、300cmの3サイズで、カラーバリエーションはブラックとホワイトが用意されます。ケーブルを束ねるためのレザー製ストラップが付属します。
発売は今春で、価格は長さによって24.99ドル〜34.99ドル(約2,700円〜約3,800円)と予告されています。
Griffinはプレミアムモデルとスタンダードモデルを発表
Griffinも、2タイプのUSB-C – Lightningケーブルを発表しています。
耐久性の高い素材でケーブルを覆ったプレミアムモデル(150cm)が34.99ドル(約3,800円)でブラック、シルバー、ゴールドの3色が用意されます。
スタンダードモデルは120cmが19.99ドル(約2,200円)、180cmが29.99ドル(約3,300円)で、ブラックとホワイトの2色展開です。
ユーザーには選択肢が増えるメリット
Apple純正のUSB-C – Lightningケーブルは1mが1,800円(アメリカでは19ドル)、2mが3,800円(同35ドル)(税別)なので、BelkinとGriffinの製品が価格面で特に有利、というわけではありません。
それでも、ユーザーとしては、ケーブルの耐久性や、カラーなどの選択肢が増えることはメリットとなりますし、今後はより低価格の製品も発売されることが期待されます。