Apple、現地時間1月29日に2019会計年度第1四半期業績を発表

Apple 2019会計年度第1四半期 業績発表

Apple 2019会計年度第1四半期 業績発表
 
Appleは、2019会計年度第1四半期(2018年10月〜12月)の業績発表を現地時間1月29日午後2時に行うと発表しました。ティム・クック最高経営責任者(CEO)から投資家への書簡の日本語版も公開されています。

業績発表のライブ音声を公開

Appleの2019会計年度第1四半期業績発表は、米国太平洋時間の1月29日午後2時から行われます。業績発表のライブ音声が、AppleのWebサイトで公開され、誰でも聴くことができます。
 
Appleの会計年度は、毎年10月から始まるため、2019会計年度の第1四半期は、2018年10月から12月を指します。

製品別販売台数の発表は前回で終了

年末のホリデーシーズンを前にした2018年10月には、iPhone XRが発売されたほか、10月末にはベゼルレスのiPad Proデザインを刷新したMacBook Air処理性能の向上したMac miniを発表、11月に発売しています。
 
iPhone XRを発表するティム・クックCEO
 
しかし、Appleは2018年10月末に行った2018会計年度第4四半期の業績発表をもって、iPhone、iPad、Macといった製品カテゴリ別の販売台数の公表を取りやめると発表しました。
 
この方針変更についてAppleの最高財務責任者(CFO)ルカ・マエストリ氏は、「3カ月ごとの販売台数公表の重要性が薄れているため」と説明しています。
 
しかし、同社の屋台骨を支える主力製品であるiPhoneの高価格化による販売台数の減少を分かりにくくする意図があるのではないか、との投資家たちの推測を呼び、Appleの株価を引き下げる要因となりました。

クックCEOから投資家への手紙、和訳版も公開

Apple Japanは、業績予想を下方修正することを説明したティム・クックCEOから投資家への書簡の全文を日本語訳し「ティム・クックからAppleの投資家への手紙」として公開しています
 
Apple 「ティム・クックからAppleの投資家への手紙」
 
書簡では、主に中国圏でのiPhone販売が減速した一方で、iPhone以外の事業は、Apple WatchやAirPodsといったウェアラブル製品を中心に好調であると説明されています。
 
 
Source:Apple (1), (2)
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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