iPhone XS Max、年明けから大幅減産か〜証券会社が相次ぎ見通し下方修正

Apple iPhone XS iPhone XR

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スマートフォン市場の飽和が目立ちつつある昨今、iPhoneの売り上げペースも鈍化が指摘されています。Citi Researchによると、AppleはiPhone XS Maxの生産台数を2019年初めから大きく削減する用意があるようです。

当初見通しから下方修正

Citi Researchは、2019年第1四半期(1〜3月)におけるAppleiPhone生産台数見通しを、当初想定していた5,000万台から4,500万台へと下方修正しました。これについて、アナリストのウィリアム・ヤン氏は、iPhoneが「売れ残りの段階(destocking phase)」に突入したことを理由に挙げています。なかでも大きく落ち込みを見せているのがiPhone XS Maxで、同氏は最大で48%の減産となると指摘しています。
 
なお、iPhoneの生産見通しを引き下げるのはCitiに限ったことではなく、先日もRosenblatt証券が400万台のさらなる減産を予測しています。Citiと異なりRosenblattは、iPhone XS MaxではなくiPhone XRの減産レベルを重く見ているようですが、いずれにしてもウォール街のアナリストたちにとって、ここまでの停滞は予想外だったに違いありません。

iPhone以後の主力製品は?

iPhoneの販売台数を今後は非公表としたことから、Appleとしてもこうした事態を重くみているのは明らかでしょう。同社は“脱iPhone”を計画していることが以前から分かっています。
 
例えば、近年はコンピュータやスマートフォン販売といったハードウェアビジネスよりも、Apple MusicやApp Store、AppleCare+などのサービス部門で収益を増大させていることが確認されているほか、自動運転車ARグラスといった、iPhoneに変わる主力製品の開発も噂されています。
 
 
Source:CNBC
(kihachi)

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