Apple、自動運転車研究規模を拡大中〜カリフォルニアで70台を試運転


     
    Appleが、自動運転車の走行実験の規模を順調に拡大し、現在カリフォルニア州において70台の公道走行実験を行っていることがわかりました。その数はGM Cruise、Waymoに次ぐ多さです。

    徐々に試験車両数を拡大

    カリフォルニア州陸運局(DMV)によれば、Appleは現在同州において、70台の自動運転車の路上走行試験を認可されているとのことです。なおAppleは完全無人での自動運転実験の認可は取得しておらず、これら試験車両は139人の許可を受けたドライバーによって操作されています。
     
    Appleは2017年よりカリフォルニアで公道での走行試験を開始していますが、2017年4月時点での試験車両数は3台でした。それが約1年後の2018年5月には55台へと拡大、7月には66台、そして現在は70台と、徐々にその数を増やしています。
     
    カリフォルニア州においては、自動運転車の走行実験車両数がもっとも多いのはGM Cruiseで175台、2位がWaymoで88台、3位がAppleで70台、4位がTeslaで39台となっています。

    2025年にはApple Carが登場か

    Appleは自動運転技術において、ハードではなくソフト開発へと方向転換した、あるいはプロジェクトそのものが頓挫したとの噂も流れましたが、その後試験車両を使っての公道テストが開始され、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が自動運転システムの開発を手がけていると公に認めたこともあり、同社による自動運転プロジェクトの継続は、いまや周知の事実となっています。
     
    また著名アナリストのミンチー・クオ氏は、「Appleは2025年までに自動運転車を発売する」との予測を明らかにしています。

     
     
    Source:macReports via 9to5Mac
    (lunatic)

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