10月30日、やはり次世代iPad Pro、MacBook Air後継モデルが発表か

Appleは10月30日のイベントで、次世代iPad Pro、MacBook Airの後継モデル、プロ向けのMac miniを発表する、と事情に詳しい複数の匿名の人物から得た情報としてBloombergが報じています。
10月30日、次世代iPad Pro、MacBook Air後継モデルなどを発表
Appleは現地時間10月30日午前10時(日本時間では10月30日午後11時)から、スペシャルイベント「There’s more in the making(作っているものはまだある)」を米ニューヨーク市のBrooklyn Academy of Musicで開催します。
このイベントでの主なニュースは以下の3つになる、とBloombergは伝えています。
- Face IDと新しい充電ポートを搭載したiPad Pro
- MacBook Airの後継モデル
- プロ向けの新型Mac mini
フルディスプレイ、USB-C搭載のiPad Pro
2015年の発売以来初めて、デザインが大幅に変更される次世代iPad Proについて、Bloombergが事情に詳しい複数の情報源から得たとして以下の特徴を伝えています。
- 本体前面がディスプレイで覆われた、フルディスプレイデザイン
- 充電と同期にはLightning端子ではなく、USB Type-C(USB-C)端子を搭載
- ホームボタンでの指紋認証ではなく、顔認証のFace IDでユーザーを認証
- iPhoneシリーズと違い、Face IDは本体を横向きにしていても動作
- Face IDと同様にアニ文字も利用可能
- ディスプレイはiPhone XS/XS Maxに使われている有機EL(OLED)よりも安価な液晶ディスプレイを搭載
- iPhone5やiPhone SEのような、面取りの施された直線的デザインを採用
- A12 Bionicプロセッサを進化させた、高速処理の可能なプロセッサを搭載
- iPadシリーズに初搭載となる、Apple独自仕様のグラフィックチップを搭載
- Apple Pencilも進化し、2015年の発売以来初めてのモデルチェンジとなる
なお、10月初旬に9to5Macも、iPad Proの開発に詳しい人物からの情報として、近い情報を報じています。
MacBook Air後継モデル、プロ向けMac miniも
Macシリーズについても事情に詳しい複数の人物から得た情報として、Bloombergは以下のように報じています。
- MacBook Airの後継モデルとなる、13インチの高解像度ディスプレイと、画面周囲のベゼルが細い、エントリーレベルのラップトップ
- 現行モデルの発売から4年が経過したMac miniは、新型プロセッサを搭載し、プロ向けの機能を追加
- このほか、iMac、iMac Pro、12インチMacBookに新型プロセッサを搭載してリフレッシュする予定で、少なくともこの内のいくつかが10月に発売される
なお、MacBook Airは初代モデルの発売から10年が経過しており、ベゼルの太さや非Retinaディスプレイの解像度の低さは、さすがに古さを感じます。
イベントの模様はライブ配信で視聴可能
10月30日のスペシャルイベントは、AppleのWebサイトでライブストリーミング配信で視聴できるほか、AppleはTwitterでのライブ中継も予告しています。
また、アメリカやイギリスの一部のApple Storeでは、「Today at Apple」の一環として店内の大型ディスプレイでスペシャルイベントをライブ視聴するイベントも開催されます。残念ながら、日本のApple Storeでは開催されない模様です。
Source:Bloomberg
Photo:MySmartPrice
(hato)