【iOS12~】iPhoneのLEDフラッシュをSiriでオン/オフする方法


2018年になって、大規模な停電が相次いでおこり、懐中電灯の重要さを身にしみて感じた人も多いかと思います。iPhoneにはフラッシュライトという懐中電灯機能がありますが、iOS12アップデートで、フラッシュライトのコントロールをSiriに頼むことができるようになりました。
Hey,Siriと組み合わせれば、手元にないiPhoneのライトをつけることもできるので、暗闇でiPhoneを見失った際にも応用できます。ただしこれを可能にするには、設定→Siriと検索で、「”Hey Siri”を聞き取る」と「ロック中にSiriを許可」をオンにしておく必要があります。
Siriがフラッシュライトをオンにしてくれる言い回し
いろんな言い回しを試してみましたが、Siriがフラッシュライトをつけてくれる言い方は、「フラッシュライト」or「懐中電灯」を「オンにして」or「つけて」の組み合わせです。
オフにする際も同様で、「フラッシュライトを消して」「懐中電灯をオフにして」といえば消してもらうことができます。
Siriが別のことをしてしまう言い回し
フラッシュライトをつけてもらいたいのに、うまくいかなかった言い回しもあります。
「アプリ名+消して」
懐中電灯系のアプリを入れている場合に起こります。
例えば、「フラッシュライトΩ」というアプリをインストールしていると、「フラッシュライトΩを消して」と解釈し、アプリを削除して、という意味で取ってしまいます。
Siriにはアプリをアンインストールする権限がないので、このお願いは断られます。
「明るくして」
明るくして、と頼んだ場合は、iPhoneの画面の明るさを明るくしてくれます。
これはこれでライトとして使うこともできますが、意図せず明るくしてしまった場合はスライダーで明るさを再調整しましょう。
「ライトをつけて」
フラッシュライトではなく「ライト」や「電気」、「あかり」などのいいまわしをすると、「ホーム」Appの設定をするようにいわれてしまいます。
この場合の「ライト」は、家電製品の「ライト」と認識されてしまうためです。
「トーチつけて」
懐中電灯と似た意味の言い回しをしてみたところ、なぜかApple Musicが起動しました。何度か試すと、カメラが起動する場合もあり、なにか別の機能として判定されているようです。
Siriショートカットを使えばもっと簡単に
iOS12で追加されたSiriの新機能「ショートカット」と、「ショートカット」アプリをつかえば、もっと短くてわかりやすい言い回しで懐中電灯のオン/オフができるように設定することもできます。
例えば「電気」いうたびに、オンとオフが切り替わる、などの設定が可能です。
Siriショートカットを使わない場合は「フラッシュライトをオンにして/オフにして」という言い方が1番確実性があります。