“救難信号”機能付き!電池が長持ちする懐中電灯アプリ「フラッシュライトΩ」

    フラッシュライト Ω
    フラッシュライト Ω
     
    台風21号による関西圏の大規模な停電、9月6日早朝に発生した北海道地震による北海道の全世帯停電と、自然災害による停電が相次いで起こっています。そんなとき、役に立つのが懐中電灯ですが、必ずしも手元に懐中電灯があるとは限りません。
     
    そこで代わりに使えるのがiPhoneの懐中電灯機能です。しかし、iPhoneの標準機能の懐中電灯は背面のLEDライトを使用するため、電池の消耗が早くなるのがネックです。懐中電灯アプリ「フラッシュライトΩ」は、スクリーンをライトにすることで電池の消耗を抑えることができるため、長期に渡る停電時にオススメです。

    「フラッシュライトΩ」でできること

    フラッシュライトΩ」は、多機能な懐中電灯アプリなため、できることが多岐にわたります。
     
    ライト画面から右にスワイプすると設定とメニューが表示されます。
     
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    今回は、災害時に役立つ機能をピックアップして、使い方とあわせて紹介します。
     

    LEDライト

    LEDライトによる懐中電灯機能は、もちろん搭載されています。iPhone標準の懐中電灯と同じく、充電の消耗が早いですが、強い明かりが必要な時に重宝します。
     
    設定画面では、ライトの明かりの強さを変更できます。
     
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    スクリーンを暗く、を「オン」にすると、LEDライト使用時はiPhoneのスクリーンの明るさを下げてくれます。電池の消耗を抑える意味でも、オンにしておくほうがメリットがあります。
     
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    実際にLEDライトを使うときは、LEDを「オン」にするか、設定画面右下のボタンをタップしてください。
     

    スクリーンライト

    LEDライトと違って、電池の消費が緩やかなのが特徴です。スクリーンの明度をあげることで明かりにするため、ぼんやりとした明るさになります。
     
    設定画面では、スクリーンの明るさと色を変えることができます。
     
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    スライドバーを調整することで、画面の明度がかわります。高ければ高いほど明るいですが、電池の消耗は激しくなります。
     
    スライドする、をオンにすると、スクリーン画面を指で上下にスライドすることで明度をコントロールできるようになります。
     
    バックライトは、100%か自動を選ぶことができます。100%が1番明るく、任意の%に変更することはできません。自動を選ぶと、その時のその場所の明るさによって自動で適切な強さの明るさになります。
     
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    実際にスクリーンライトを使うときは、設定画面右下のボタンをタップしてください。
     

    時計、バッテリー、コンパス

    スクリーン画面に時計、バッテリー残量、コンパスを表示することができます。
     
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    設定画面で必要な機能をオンにしましょう。
     

    SOS機能

    SOS機能は、画面の点滅と音声でモールス信号を発信し、周囲に助けを求めることができる機能です。
     
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    SOSをオンにすると、画面の点滅でモールス信号の「SOS」を光で伝えることができます。音声をオンにすると、モールス信号を音で鳴らすことができます。身動きがとれなくなってしまったときに、周囲の人に気づいて貰えるかもしれません。
     
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    使い方は、SOSをオンにしたあと、「戻る」をタップします。
     

    緊急サイレン機能

    この機能はSOS機能の強化版です。
     
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    緊急をオンにすると、画面が赤白青の三色で点滅します。音声をオンにすると、サイレン音が鳴ります。
     
    長時間みていると気持ち悪くなるような点滅なので、本当に緊急時だけ使うことをオススメします。
     
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    使い方は、緊急をオンにしたあと「戻る」をタップします。この時音声がオンになっていれば、サイレンも一緒になります。
     
    ただし、本体がミュートになっていたり、音量が0になっている場合はサイレンは鳴らないので、音がしないときはミュートと音量をチェックしましょう。

    災害時以外も使える機能

    他にも、写真のストロボ撮影ができる「スロトボ」機能や、iPhoneを擬似的な「グロースティック」にする機能など、ユニークな機能も搭載されています。
     
    また、サイレン機能は護身用に使うこともできます。夜道を歩く時にライトとあわせて使うことで、事故の防止にも繋がりますし、モールス信号とコンパス機能があるため、万が一登山中に遭難してしまった場合などにも使えます。
     
    フラッシュライトΩ」で懐中電灯アプリに必要な多くの機能が事足りるので、事前にインストールしておくと想定外の停電や自然災害、事故などに備えることができますよ。
     

     
    とはいえ、iPhoneのバッテリー残量は停電時は貴重です。iPhoneで光を発すると、バッテリーの減りが早まってしまうので、できるだけ実物の懐中電灯を備えておき、iPhoneは非常事態や懐中電灯そのものを探す時などに使うべきでしょう。
     
    また、何をどれだけ使うと、どれくらい電池が減るのかがわかるバッテリー監視アプリで、使いすぎないように見通しを立てることをオススメします。
     

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    (かえで)

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