AppleはiPhone XS/XS Maxで「ノッチ」を隠したい?

iPhone XSとiPhone XS Maxには、iPhone Xから「ノッチ(切り欠き部分)」が継承されています。インカメラやセンサーが搭載されているため、完全になくすことは難しいノッチですが、もしかするとAppleはこの部位をアピールしたくないのかも知れません。
ノッチがあるのか分からない!
iPhone XS、iPhone XS Maxの公式広告画像がこちらです。右に位置するiPhone XRと比較すると、何かに気づかないでしょうか。画像に掲載されているiPhone XS、iPhone XS Maxからはノッチがほぼ確認できないのです。
もちろん存在しないわけではなく、ベゼルレスデザインに伴ってiPhone Xから採用されたノッチはiPhone XSシリーズでも現役です。しかし、黒い壁紙が用いられているとあって、マイクやカメラの位置はわずかに確認できても、アクティブ領域とノッチの境目は非常に分かりにくくなっています。
偶然なのか、それとも意図されたものなのかは謎です。ニュースサイトCult of Macは「スクリーンの切り抜きを覆い隠すように、画像の黒い領域が完璧なまでに配置されていることが偶然の一致なはずはない」とコメントしていますが、はたして真相はいかに……。
いずれノッチはなくなるかも?
ちなみに、いくつかのスマートフォンメーカーは、すでにノッチデザインを避ける方向へと動き出しています。
例えば、スライト式(ポップアップ式)でカメラが起動するタイプのスマートフォンをVivoが「NEX S」、OPPOが「Find X」としてすでにリリースしているほか、LenovoやHuawei、Xiaomiといった中華ベンダーも続々と採用を決めているという噂があります。
また真偽不明ではあるものの、2020年にはAppleもノッチデザインをやめ、折りたたみ可能な9.7インチの次世代iPhoneをリリースするという文書も以前に登場しています。
Source:Cult of Mac
(kihachi)