Teslaのダグ・フィールド氏、古巣のAppleに戻ったことが判明


 
AppleでMacハードウェアエンジニアリング部門のヴァイス・プレジデントを以前務めたダグ・フィールド氏が、Teslaで5年近くを過ごした後、再びAppleに帰ってきたことが明らかになりました。

Appleは自動運転車プロジェクトにさらに傾倒?

Apple関連の著名ブログ「Daring Fireball」のジョン・グルーバー氏によれば、ダグ・フィールド氏はボブ・マンズフィールド氏の下で自動運転車プロジェクト「Titan」に取りくんでいるとのことです。
 
Appleのプロジェクト「Titan」は、ハードウェアについての報道がほとんどなく、ソフトウェア関連の開発情報が多く出回っていたため、Appleは自動運転車自体の開発をあきらめ、他社のためのプラットフォーム作りに専念しているのではと噂されていました。
 
しかしながら、一部のアナリストはAppleブランドの自動運転車が最終的には発表されると主張しており、Googleの親会社であるAlphabet傘下の自動運転車企業Waymoでシニアエンジニアを務めた人物を雇い入れたり新たに11台のテスト走行車を追加で導入するなど、自動運転車プロジェクトの再加熱が報じられていました。
 
またAppleは、YouTuberと組んで自動運転車のためのVR技術を開発していることもわかっています。

フィールド氏の帰還でプロジェクト開発に拍車がかかるか

今回再びAppleに加わったフィールド氏は、Apple入社前に電動立ち乗り二輪車を開発するSegwayで最高技術責任者(CTO)を務めていたことで知られており、そのさらに以前は、Ford Motor Companyで自動車開発エンジニア兼チームリーダーの役職に就いていた人物です。
 
フィールド氏がプロジェクト「Titan」に参加したことにより、Appleの自動運転車への意欲がさらに高まっていることが伺えます。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次