新型13インチMacBook Pro、電源アダプタに仕様変更!内部文書から判明

2018年モデルMacBook Proの修理用部品について記載された、Appleの内部文書の内容が明らかになりました。同梱の電源アダプタの仕様が変更されている模様です。
大規模な修理が可能になるのは9月
新型MacBook Proの修理や修理用部品について、Appleが直営店Apple Storeや正規サービスプロバイダに連絡した内部文書を、米メディアMacRumorsが信頼できる情報筋から入手し、その内容を公開しています。
文書には、Apple StoreのGenius Barに故障した2018年モデルのMacBook Proが持ち込まれた場合、修理拠点に郵送するよう指示があります。
小規模な修理は7月後半から開始されますが、大規模な修理が開始できるのは9月後半になる、と記されています。ただし文書には、小規模と大規模の区別について説明はありません。
Apple Storeや正規サービスプロバイダによる店頭での修理は、修理用部品が供給されるまでは限定的なものとなります。
電源アダプタの仕様が変更?
内部文書によると、Touch Bar搭載の13インチMacBook Proには新しい電源アダプタが採用されており、修理用部品として供給されるのは7月後半になる、とのことです。
アダプタの出力は以前と同じ61Wで、外観の変化も確認されていませんが、内部に何らかの変更が加えられている可能性があります。
キーキャップは8月中旬、その他の部品は9月
また、キーキャップの供給は8月中旬が予定されているとのことです。
ただし、iFixitによる分解レポートで明らかになったように、キーの下に追加されたゴム製のシートにより、小さなゴミの影響でキーボードの動作が影響を受けることは減ると思われます。
その他の修理用部品の供給は、9月後半まで待つ必要があるとのことです。
部品の供給時期は地域により異なる
なお、修理用部品の供給時期は、国や地域、店舗などによっても異なるため、上記の入荷時期は目安と考えるのが良いでしょう。
とはいえ、本格的な修理ができるようになるのは少し先になりそうですので、新型MacBook Proを購入した方、購入予定の方は、しばらくは故障に注意した方が良さそうです。
また、MacBook Proはユーザーによる修理は事実上不可能なので、万が一の故障に備えたAppleCare+の加入もご検討ください。