次世代MacBook Pro?のベンチマークスコア公開、メモリは最大16GBのまま

次世代MacBook Proのものと思われるベンチマークスコアが、GeekbenchのWebサイトに登録されているのが確認されました。Intelの「Coffee Lake」プロセッサを搭載しており、メモリは最大16GBになるとみられます。
次世代の13インチMacBook Proか
Web上のGeekbenchのベンチマークスコアには、偽物が混ざっていることも珍しくないため、慎重に読む必要がありますが、興味深い特徴がみられます。
ベンチマークスコアに記されたモデル番号「MacBookPro15,2」からは、次世代の13インチのMacBook Proと考えられます。
ベンチマークスコアはシングルコアが4,448、マルチコアが16,607で、これはデュアルコアプロセッサを搭載した2017年の13インチ MacBook Proがシングルコア4,600程度、マルチコア9,500程度だったのと比べると、マルチコアでのスコア上昇が目立ちます。
メモリの上限は16GBのまま
CPUは、「Coffee Lake」世代のクアッドコアプロセッサ、Intel Core i7-8559Uが搭載されています。
動作周波数は、標準で2.7GHzで、Turbo Boostにより最大4.5GHzまで上昇します。
搭載しているメモリは16GBで、ベンチマークスコアに記されているメモリはLPDDR3規格であり、残念ながら多くのMacBook Proユーザーが待ち望んでいる32GBへのアップグレードには対応していません。
Intelは、LPDDR4規格メモリに対応した次世代プロセッサ「Cannon Lake」の本格的な出荷を2019年に延期することを発表しており、32GBメモリを搭載できるMacBook Proの発売も2019年になると考えられます。
9月より前に発売の可能性?
興味深いのは、OSがmacOS 10.13.6と記載されており、これは最近、開発者向けにベータ5が公開されたmacOS High Sierraの最新バージョンであることです。
このベンチマークスコアが本物なら、9月後半と見込まれるmacOS Mojave正式版公開よりも前に、次世代MacBook Proが発売される可能性もあります。
なお、9月には新型iPhoneと同時に、次世代MacBook Airが発表される、と台湾メディア経済日報が最近報じています。