iOS12の「ミー文字」とSamsungの「AR絵文字」を動画で比較

ミー文字 vs AR絵文字

ミー文字 vs AR絵文字
 
Appleは、iOS12で使える新機能として「ミー文字」を先日の世界開発者会議(WWDC 18)で発表しました。Samsungの新モデルGalaxy S9の新機能「AR絵文字」と「ミー文字」を比較した動画を米メディアMacRumorsが公開しました。

「アニ文字」に続く「ミー文字」

Appleは、2017年秋にiPhone X用の機能として「アニ文字」を発表したのに続き、iOS12の新機能「ミー文字を発表しました。
 
WWDC 18 ミー文字
 
一方Samsungは、今春の新モデルGalaxy S9用機能として、カメラで読み取ったユーザーの顔をアバターとして使える「AR絵文字」を発表しています。
 
AR絵文字 Samsung
 

少しコミカルな仕上がりの「ミー文字」

Appleの「ミー文字」は、空白の顔をベースに、肌の色や髪の色、髪型、顔の形、目の形と色、眉毛、鼻、唇、耳、ヒゲなどのパーツを組み合わせていくと、少しコミカルな顔が完成します。
 
ミー文字 vs AR絵文字
 
完成した自分の顔は、iOS12のFaceTimeやメッセージアプリで使うことができます。
 
ミー文字 vs AR絵文字
 
「ミー文字」の利用には、ユーザーの顔を3D認識するTrueDepthカメラが必要なので、現在販売されている機種ではiPhone Xだけが対応しています。

リアルだが無機質な印象の「AR絵文字」

一方、Samsungの「AR絵文字」はカメラで撮影した顔がベースなので、リアルではありますが、コミカルな印象は薄く、やや無機質なヒューマノイドのような印象も受けます。事実、各メディアから「不気味」などと評されています
 
ミー文字 vs AR絵文字
 
Galaxy S9には、iPhone XのTrueDepthカメラのような3D顔認識機能はないので、「AR絵文字」で作成したキャラクターは、ユーザーの表情を真似ることはできますが、ウインクを含む目の動きや舌の動きまで追従する「ミー文字」ほどの細やかな変化には対応できません。
 
両者の違いを比較した動画はこちらからご覧ください。
 

 
 
Source:MacRumors
Photo:Samsung
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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