iOS11のバージョン別シェア、81%に

Appleは世界開発者会議(WWDC 18)の基調講演において、iOS11のバージョン別シェアが81%に達したことを明らかにしました。
1カ月で5%シェアを伸ばす
Appleがデベロッパー向けサポートページで公開している、App Storeへのアクセス情報をもとに算出したiOSのバージョン別シェアによれば、5月31日時点でのiOS11のシェアは81%、iOS10のシェアは14%、それ以前のiOSのシェアは5%となっています。
Appleが前回公開した4月22日時点での数字と比べると、iOS11は約1カ月で5%シェアを増やしていることがわかります。
Android Oreoのインストール率は6%
基調講演の壇上で、ソフトウェア・エンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏は、iOS11は公開後7週間で、約半数のiOSデバイスにインストールされたと述べるとともに、2017年8月にリリースされた最新バージョンのAndroid Oreoがわずか6%のデバイスにしかインストールされていないとし、両OSの差を強調しました。
同時にiOS11に対するユーザー満足度が95%であることも明かしています。現時点での最新バージョンは5月末に公開されたiOS11.4です。
iOS11.4では、複数の部屋でオーディオ再生が可能なAirPlay 2、HomePodのステレオペア対応、iCloudにメッセージを保管する機能が導入されています。
秋にはiOS12が登場
WWDC 18で発表された、今秋リリース見込みのiOS12には、アプリやWebに費やしている時間を管理できる機能「Screen Time」や、自分によく似たアニメーションのキャラクターを作成、コミュニケーションに利用できる「ミー文字」、仕事などを効率よく済ませる手伝いをしてくれるSiri Shortcutsなどの新機能が追加されます。
Source:Apple
(lunatic)