今秋のiPhoneは少し安くなる?帰ってきた著名アナリストが予測!

    2018 iPhone AppleInsider

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    Appleに関する正確な情報を持つことで知られた、元KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が、新たな職場で次期iPhoneの価格についての予測を発表しました。

    3モデルのiPhoneに「戦略的価格」

    4月にKGI証券を退社し、現在はTF International証券に勤務するミンチー・クオ氏が、再びAppleに関する情報を発信しています。
     
    クオ氏は、今秋発売される3モデルのiPhoneについて、「Appleは戦略的な価格付けを行うだろう」と述べています。
     
    低価格モデルになると見込まれる6.1インチ液晶モデルは、600ドル〜700ドル(約6.6万円〜7.7万円)と、iPhone8よりも安い価格になると予測しています。
     
    そして、iPhone Xの後継モデルとなる5.8インチ有機EL(OLED)モデルは800ドルから900ドル(約8.8万円〜9.9万円)で現在のiPhone Xより100ドル(約1万円)安くなり、6.5インチの大型OLEDモデル「iPhone X Plus」の価格は900ドル〜1,000ドル(約9.9万円〜約11万円)になる、と述べています。

    価格引き下げの理由は3つ

    AppleがiPhoneシリーズの価格を引き下げる理由としてクオ氏は、iPhone Xで価格が上がったことに対する消費者の反発、部品の歩留まり率が改善したこと、Face IDを売り込むことでAppleのサービス収入の増加が見込まれること、の3つの理由を挙げています。
     
    また、3モデルのiPhoneは大多数が9月から10月上旬の間に出荷される、と予測しています。クオ氏のこの予測は、韓国メディアが6.1インチ液晶モデルの製造上の問題で出荷が11月にずれ込む、と報じた内容を真っ向から否定するものです。

    正確な情報で知られたミンチー・クオ氏

    ミンチー・クオ氏は、4月にKGI証券を退社した後は、Apple関連とは違った分野を対象にすると言われており、もう予測は聞けないのではないか、とも言われていました。
     
    サプライヤー各社に張り巡らせた情報網から得るクオ氏の情報の正確さには、数多くの実績があります。
     
    2014年には、4.7インチと5.5インチに大型化したiPhone6/6 Plusの情報を4月の時点で正確に把握していたほか、2015年に発売されたApple Watchについても2014年のうちに正しい情報を持っていました。
     
    2018年秋に3モデルのiPhoneが発売される」という予測もクオ氏によるものです。同氏は、HomePodの低価格モデルや、大画面化してバッテリーの持ちが改善する次世代Apple Watchについても予測を発表しています。
     
    KGI証券でのクオ氏による最後の予測は、6.1インチ液晶モデルには3D Touchが搭載されない、というものでした。

     
     
    Source:AppleInsider
    (hato)

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