もう予測が聞けない?「地球最強のAppleアナリスト」ミンチー・クオ氏が移籍

Appleに関する正確な情報で定評のある、ミンチー・クオ氏がKGI証券から他社に移籍しました。今後はApple以外の企業を対象として活動する模様です。
「地球最強のAppleアナリスト」今後はApple以外の企業を対象に
ミンチー・クオ氏は、Appleが発売予定の新製品について正確な予測を発表することで知られており、数多くのテクノロジー系メディアが同氏の発言に注目してきました。
クオ氏移籍のニュースを最初に報じた中国メディアChina Timesが「地球最強のAppleアナリスト」と見出しに掲げるほどの著名アナリストとなった同氏ですが、4月27日でKGI証券を退職し、今後はApple以外の企業を業務の対象とする模様です。
Apple関連ジャーナリストも門出を祝福
Apple関連情報に詳しい米メディア9to5MacからBloombergに移籍したジャーナリストのマーク・ガーマン氏はTwitterで、クオ氏の新たな門出を祝福しています。
最高のAppleアナリスト、ミンチー・クオさん、おめでとう。彼はKGI証券から他社に移り、今後はApple以外の革新的な企業を対象にします。
Congratulations to Ming Chi-Kuo (the best analyst covering Apple) who is leaving KGI for another firm, and reportedly moving on to cover innovative non-Apple companies. https://t.co/m55yUVQSGG
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年4月30日
LinkedInのプロフィールによると、クオ氏は2012年1月にKGI証券に入社しています。
その前には、Concord Securityのアナリスト、台湾の証券会社、サプライヤー情報に詳しい台湾メディアDigiTimesでキャリアを積み重ねています。
KGI証券退職直前にも6.1インチ液晶iPhoneの予測を発表
クオ氏がKGI証券を退職する直前、2018年秋に発売される6.1インチ液晶モデルのiPhoneについて、衝撃に強くて割れにくて軽いガラスが採用されるほか、3D Touch機能が省略される、との予測を発表しています。
また、2018年秋にiPhone XのようなフルディスプレイデザインのiPhoneが3モデル発表される、との予測は、2017年11月にクオ氏が発表したものです。
Source:China Times via Cult of Mac
(hato)