Macフュージョンドライブ、近くAPFSに対応!

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macOS High Sierraへのアップデートで、SSDはApple File System(APFS)に対応したものの、フュージョンドライブは未対応でした。しかしフュージョンドライブも近日中にAPFSに対応するようです。Appleのソフトウェア担当上級副社長が述べています。

現時点ではSSDのみに対応

iOSでは、2017年3月に公開されたiOS10.3でAPFSが採用されましたが、Macでの採用は同年9月末リリースのmacOS High Sierraまで持ち越されました。しかしmacOS High SierraでもAPFS対応はSSDのみで、フュージョンドライブには対応していません。
 
ただし昨年9月末、米メディアMacRumorsの読者がAppleのソフトウェア担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏にメールで問い合わせたところ、「将来のアップデートでAPFSをフュージョンドライブにも対応させる予定」との回答が返ってきました。

フェデリギ氏から「近日中に対処」との回答

今回別の読者が同じ内容の問い合わせをすると、フェデリギ氏から以下のメールが届いたとのことです。
 

ジョナサンさん、
 
この質問には近日中(very soon)に対処する予定です。ありがとうございます。
 
クレイグ

 

この返信から考えると、現地時間6月4日開幕の世界開発者会議(WWDC 18)で発表されると見られる、macOS 10.14で新機能として追加される可能性が高そうです。
 
APFSは、フラッシュストレージに最適化されたファイルシステムで、標準で暗号化するため安全で、従来のHFS+よりも安定性に優れ、高速な動作が特徴です。
 
APFS macOS High Sierra
 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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