iPhone SE 2はノッチ有り・ベゼルレスデザイン〜ケースメーカーが主張


 
iPhoneを含むスマートフォンのケースを製造販売するOlixarが、近く発表が期待される「iPhone SE 2」について、iPhone Xのようなベゼルの薄い、ノッチのあるデザインになる、と述べています。

ケースメーカーがiPhone SE 2「らしき」設計図を入手

4月中旬、ユーラシア経済連合の規制当局に製品情報が登録されたことから、「発売間近では」と予想されているiPhone SEの後継機種、通称「iPhone SE 2」ですが、そのデザインについて新たな情報が浮上しました。
 
iPhoneケースを製造販売するOlixarが、中国の工場から入手したiPhone SE 2の設計図とされる画像を、米メディア9to5Macを通じて公開しています。その設計図を見ると、iPhone X同様、センサー群を収めたノッチが存在し、ベゼルも非常に薄いことがわかります。
 
Olixarは入手した情報に非常に自信を持っており、すでにノッチがあり、フルディスプレイを搭載したiPhone SE 2を想定したスクリーンプロテクターの予約受け付けを開始しています。
 
Olixar iPhone SE 2 ガラスフィルム

ノッチの幅が狭すぎる

しかしこのOlixar情報について9to5Macは、「あくまで噂に過ぎない」と静観しています。以前にもiPhone SE 2用とされるフルスクリーンデザインのケース画面保護フィルムの画像が公開されていますが、アクセサリーメーカーが不確かな情報をもとに製造に踏み切るケースはよくある話だからです。
 
またOlixarが入手した設計図のノッチは、iPhone Xのものと比べると幅が約半分しかなく、Face IDに必要なTrueDepthカメラやフロントカメラ、マイクやスピーカーをすべて収めるには小さすぎることも、9to5Macが「疑わしい」とする根拠になっています。
 
iPhone ManiaではiPhone SE 2について、現行のiPhone SEのデザインを踏襲した、顔認証やワイヤレス充電には非対応のデザインとなると予想しています。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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