噂の「iPhone SE 2」はどうなる?発売時期、デザイン、スペックを大予想!

iPhone SE 2 どうなる?
 
iPhone SE 2」として噂されるiPhone SEの後継モデルについて、さまざまな噂やリーク情報が飛び交っています。「iPhone SE 2」の発売時期、スペック、デザインについて、過去の情報や傾向をもとに、予想しました。

「iPhone SE 2」の発売時期は?

4月中旬にユーラシア経済連合の規制当局に、iPhone SE 2」らしき端末の製品情報が登録されたことから、5月か6月に発売されるのではないか、と噂されています。
 
ロシアなど5カ国で構成されるユーラシア経済連合は、暗号化通信を行う通信機器を販売するにあたって、製品情報の登録を義務付けており、ここに登録された製品は数週間で発売される傾向があります。この2年間ほどの期間で、以下の製品がユーラシア経済連合への登録から数週間後に発売されています。
 

これまで3月に発売されているiPhone SE

iPhone SEは、2016年3月のスペシャルイベントで発表されました。
 
iPhone SE Apple
 
その約1年後、2017年3月に外観と価格はそのまま、ストレージ容量を拡大したモデルが、iPhone7/7 Plusの(PRODUCT) REDモデルとともに、報道発表のみで静かに発表されました。

 
いずれも3月という発売時期は、毎年9月の新型iPhone発売からちょうど半年が経ち、iPhoneの販売が落ち込む時期、人々を「iPhone」に注目させる販売刺激策という意味合いを持っていました。
 

しかし2018年3月には、iPad(第6世代)iPhone8/8 Plusの(PRODUCT) REDモデルが発表されているだけです。
 
6月の世界開発者会議(WWDC 18)は、次世代OSのiOS12などが発表され、9月の新型iPhoneに向けて盛り上がっていく節目だけに、発売が6月にずれ込むことはない、と見込まれます。

 
以上のことから、「iPhone SE 2」は、5月中に発売される、と予想されます。

「iPhone SE 2」のスペックは?

iPhone SEは2016年3月の発売以来、当時の最新モデルだったiPhone6s(2015年9月発売)と同じ、A9プロセッサを搭載しています。
 
このほか、4インチディスプレイと筐体デザインはiPhone5sを踏襲するなど、既存製品とパーツを共通化することで、iPhoneシリーズのエントリーモデルとして手頃な価格での販売を実現しています。
 
iPhone SE Apple
 
そのため、2018年に「iPhone SE 2」が発売されるとしたら、販売価格上昇につながる最新技術の採用は避け、現行モデルの性能向上を内容としたアップデートになると考えられます。
 
iPhone XやiPhone8/8 Plusに採用されたワイヤレス充電や、顔認証に使われるTrueDepthカメラといった最新技術は、「iPhone SE 2」には採用されないと予想します。
 

iPhone SE Apple
 
ワイヤレス充電や顔認証も使えるミッドレンジモデルは、2018年秋に発売が予想される3モデルのうち、6.1インチ液晶モデルが担うことになるでしょう。
 
プロセッサは、iPhone7と同じA10 Fusionプロセッサにアップデートされ、ストレージ容量は現行の32GBと128GBで据え置き、価格も現行モデルのまま据え置かれると予想されます。
 
リフレッシュの内容が、プロセッサのアップデートにとどまることからも、製品名は「iPhone SE」のまま引き継がれることも考えられます。

「iPhone SE 2」のデザインは?

「iPhone SE 2」は、顔認証もワイヤレス充電も採用されず、現行iPhone SEと同様の、ホームボタンのあるデザインが採用されると予想します。
 

iPhone7/7 Plusでイヤホンジャックを廃止したiPhoneシリーズですが、「iPhone SE 2」はイヤホンジャックを搭載した本体デザインを踏襲すると思われます。
 
iPhone SE Apple
 
「iPhone SE 2」用として、iPhone Xのようなフルスクリーンデザインのケースが中国のECサイトで販売されていたり、同様のデザインを想定したガラスフィルムの画像が公開されていますが、これらは端末の発売と同時にアクセサリーを販売したいメーカーが見切り発車で製造を開始しているためと思われます。

まとめ:次期iPhone SEはこうなる!

iPhone Maniaの、次期iPhone SEについての予想は以下のとおりです。
 

  • 発売時期:2018年5月
  • 名称:「iPhone SE」のままの可能性も
  • スペック:A10 Fusionプロセッサ搭載、ストレージは32GBと128GB
  • デザイン:現行iPhone SEを踏襲、顔認証やワイヤレス充電には非対応
  • 価格:現行iPhone SEから据え置き(32GBモデル39,800円、128GBモデル50,800円)

 
 
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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